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IT業界に転職するのに未経験でも大丈夫?30代でもイケる理由とは

「未経験30代でもIT業界に入れるのか?」

なかなか答えが分かれそうな質問です。

30代でも「前半」と「後半」で状況も
変わってきますよね。

でも私は間違いなくYesと答えますね。

多分、30代だったら全然イケるから
諦めないで精一杯頑張ってみたら?
と背中を押すと思います。

そこで今回は

「IT業界に転職するのに30代未経験でも
大丈夫なのか?」

という皆さんの切実な悩みに答えられるよう
魂を込めて記事を書いてみましたので、

これから転職を希望される皆さんの役に立ち
勇気を与える内容となれば嬉しいです。

目次

IT業界に未経験で転職したければコレ!志望動機に魂を込める理由

IT業界未経験者が転職を希望する場合
一体なにを武器に面接に挑めば良いのでしょうか?

取得した資格や勉強してきた内容を
語ることは武器となり得るのでしょうか?

答えはNo.


未経験でIT業界に転職したければ
とにかく面接(志望動機)に8割以上の
力を注ぐつもりで準備に
励んでください。

いくら自分を盛ろうが、
あなたには実務経験がないことは
採用担当者にはバレています。

むしろ未経験のあなたが実務や技術について
語れば語るほどボロが出ます。

あなたが面接でアピールできるのは、

過去のエピソードや
これからどうなりたいかといった
ビジョンだけだと思ったほうがよいです。

そしてそれができる唯一のポイントが
志望動機を語る場面です。

ここで魂を込めて志望動機を語り
面接官に

「こいつ面白そうなヤツかも」

と思わせて、心に爪痕を残せてこれたなら
半分は成功したも同然です。

7年前の私も実務経験なんてなかったので


「スクールに通い資格や勉強はして
きましたが実務経験はありません。
わからないことも出てくると思いますが、
自主的に勉強に励み日々成長していくよう
がんばります!」

と言ってやる気を見せた後は
熱く志望動機を語る戦略をとりながら
次々に面談を受けました。

一念発起し上京してきた理由やエピソード、
なぜ37歳でIT業界を選んだのか、
今後どうなりたいのか

こう言った事を自分の言葉で丁寧に
話しました。

そしてついに52社目でようやく正社員として
内定をもらうことができました。

あれやこれやで就活に3ヶ月強かかりましたが
37歳未経験でもIT業界になんとか
滑り込めた瞬間でした。

なんだ、結構原始的な戦略じゃん!?

と思うかもしれませんが、
よーく考えてみてください。

新卒の人たちもみんな未経験者ですが、
やる気や志望動機に魂を込める、
ベーシックな手法で就活を乗り越えて
いますよね?

「志望動機に魂を込めて面接を受ける」

シンプルなことなんですが
世の中には面接で技術や学んだことばかり
話してしまう人が多いので、

このようなシンプルな戦略が逆に効果を
発揮してくれるんです。

私は今でも、これが未経験者が転職で
成功出来るベストな戦略だと信じています。

IT業界への転職に資格は不要なの?現場のエンジニアが答えるリアル

でも幾らやる気や志望動機が大事だと言っても、
それだけでは競合に勝てません。

やはりIT業界への転職には資格はないより
あったほうが断然良いです。

なぜなら選考時に他の候補者と並んだ時に資格を
持っている候補者の方が選ばれる確率が
高いからです。

なので周りが何と言おうが資格は軽視すべきでは
ありません。

就職や転職のためだけと割り切って
普段から勉強に励んでください。


【IT系の資格とは?】

<未経験者>
面接のための入場券

<経験者>
他の候補者との差別化を図るスパイス


資格は英語でLicense。

持っていない人が持っている人に対して
とやかく意見してくる場合は
特に注意が必要です。

「資格を持っていても仕事できない人が
多いから…」

といった類の意見はそもそも
資格の本質を理解していない人の発言です。
気に留める必要はありません。

なぜなら


資格は
今やっている仕事に役立てるために
取るわけではなく
転職の面接の機会獲得のために取るもの
だからです。

持っていなければ面談というステージにさえ
上がらせてもらえないと思ったほうが
良いでしょう。

くれぐれもこの点を忘れずに、
モチベーションを維持してください。

IT業界で転職回数はネックにならない? それを強みにする方法とは?

日系企業の場合は転職回数は評価項目として
見るところが多いですが、外資系企業なら
転職回数はさほどネックにはなりません。

正直なところ過去は変えられませんので
こればっかりは根気よく応募し続けるしか
ありません。

転職回数が多くてもちゃんとその理由を
論理的に説明できれるのであれば問題ありません。

また、履歴書作成のテクニックとして
私はフリーターや派遣・契約が多かったので
項目を一つにまとめてこんな感じで
記載し(ぼやかし)ました。


〇〇年△△月 アルバイト・派遣・契約業務に複数従事

これで見かけ上スッキリとした職歴に
することが出来ます。

さて、これらの業務を強みに変えるためには、
どうしたら良いでしょうか?

飲食店で〇〇をして、〇〇だった
イベントで△△をしたときXXだった

この様にあなたがやってきたことを直接
話したとしても業界がことなるので面接官の心
には大して響きません。「ふーん」「へー」で
終わります。

そこで学んだことを、以下のリストにあるような
能力に抽象化することが重要です。

IT業界で特に歓迎されやすい能力には
以下のものが挙げられます。


【IT業界で特に歓迎されやすい能力】
コミュニケーション能力
ヒアリング力
マネジメント力
問題解決力
リサーチ力
自己解決力
忍耐強さ
メンタルの強さ
協調性
リーダーシップ力
危機管理能力


どんなにカンタンな仕事でも
これらの要素の一つは必ず含まれているものです。

ちょっと大変かもしれませんが時間をかけて
自分のキャリアの棚卸しをしてみてください。

一度やれば後々の転職の際にも資産として
繰り返し利用できますよ。

まとめ

ごく少数ですが、やる気だけあると言う
候補者のことを毛嫌いする面接官もいます。

私はある会社の面接で

「君みたいな気合だけのタイプは正直あまり
好きではないな」

と面接管にハッキリと言われたことがあります。
かなりイラッときて席を立ち上がりそうに
なったことがあります。

さらに別の会社の面談では

20代前半のかなり若い面接官のお兄ちゃんが
トイレの後の濡れた手で私の履歴書を持ちながら
「さーせん」と言って部屋に入ってきた
こともありました。

私の履歴書の写真は彼の濡れ手の水で
溶けてしまい指の跡がハッキリとついて
しまっていました。

職歴欄の文字も水で滲んでしまい
文字が読めなくなっていたのを
今でもよく覚えています。

悔しくて目が滲んでいたからそう見えたのかも
しれません。。

でもまあ、そんな時にはネガティブにならず
どこかの誰かが言っているように、

「きっとあいつ今頃パフェでも食ってるよ」

ぐらいに思ってとっと忘れちゃいましょうw

落ち込む必要なんてまったくありません。
その会社には縁がなかった。
ただそれだけのことです。

だって、私はリーマンショックから3年後の
37歳の時にフリーターで、しかも未経験
という圧倒的に不利な状況からIT業界に
ちゃんと入れましたから。

その後SEとして経験を積みながら
紆余曲折を経て

現在45歳を過ぎて外資IT企業日本法人の
カントリーマネージャーを勤めるまでに
成長できました。

このブログの読者の中にも
昔の管理人のように転職や仕事の悩みを
抱えている方がおられるかもしれません。

もし良かったら皆さんの悩みや相談を
このブログにコメントしてみてください。
可能な限りお答えしたいと思っています。

今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。