年配のエンジニアが営業へ異動すると
苦労する。
とよく言われます。
仕事内容が正反対なので、
本人が戸惑うの無理はありません。
しかし
「営業も出来るエンジニアは最強だ」
とも言われています。
ナゼでしょうか?
今回は経験を積んだエンジニアが
次に目指すべきポジションとして
営業を検討すべき理由について、
38歳の時にSEから営業アシスタントに
異動になったことがある管理人の経験も
織り交ぜながら紹介してみたいと思います。
目次
エンジニアなのに営業へ異動になった38歳SEが営業で学んだ3つの事柄
管理人が38歳でエンジニアから
営業部に異動(派遣)になった時に
学んだことはこの3つです。
【営業への異動でSEが学んだこと】
- 結果が全てというマインド
- コミュニケーション力
- 仕事に金が絡むと年収が上がる
何が何でもゼッタイに契約を取る
という
マインドは管理人にとって大きな学びと
なりました。
多くのサラリーマンがナゼ働いているのか?
それは「稼ぐため」ではないでしょうか。
SEとしてPC画面とにらめっこしながら
仕事をしていると、金に対する認識が
甘くなりがちです。
SEの中には営業のことを
金の猛者だと卑下するピュアな
輩もいました(笑)
でもそういう人は将来について
何も理解シていないのかも知れません。
これからの時代厳しさが増す職種として
次の2つの職種があります。
スペシャリスト(職人)
トレーダー(商社)
エンジニアであっても、これからは
金が絡む仕事に携わることを強く
おすすめします。
エンジニアより営業が給料が良い理由?エンジニアが知らない3つの理由
一般的にエンジニアよりも営業のほうが
給料は良いです。その理由はこちら。
【エンジニアより営業の給料が高い理由】
- 商品が売れなければ会社は成り立たないから
- インセンティブによって給料が一気に増えるから
- 仕事内容がキツイから(残業という概念は基本ない)
1は当たり前ですが、商品を売ることで
会社および従業員の生活が成り立っています。
でも、ここがあんまり分かっていない人が
多いと思います。
さらに営業はエンジニアよりも経営者に
より近い位置で仕事をするため給料も
高く設定されています。
そしてインセンティブが設定されているため
売れたときに得られる報酬はエンジニアの
倍以上にもなることもあります。
でも営業は結果だけが評価される。
そういう世界です。残業代という
概念もありません。結果が出るまでは
キツイ仕事が続きます。
結果が出ないと3~6ヶ月でクビという
プレッシャーと背中合わせで頑張っている
方も多いです。
セールスエンジニアは第2のキャリアとして超おすすめ!営業との違いは?
とは言っても、エンジニアが急に
営業になるのも現実的には厳しいものが
あります。
そこで管理人が
第2のキャリアとしておすすめしたいのが
プリセールスエンジニアと呼ばれている
職種です。
システムの導入が検討され始めた段階から
担当営業と顧客を訪問して、
技術的知識を活用して顧客の細かな
ニーズや、潜在的なニーズを吸いあげることが
プリセールエンジニアの役割です。
営業との違いは技術支援をするのが
プリセールスエンジニア、お金の計算や
価格交渉をするのが担当営業となります。
営業に対して技術支援を
行うことがプリセールスエンジニアのメイン業務
ですが、中には、見積もりまで担当する
プリセールスエンジニアもいます。
こうなると一人二役のマルチエンジニア
になるため、営業との違いは無くなり、
会社からも引っ張りだこになること
間違いなしです。
とはいっても、
オフィスにこもって技術だけをしていた
エンジニアからすると
顧客と直にコミュニケーションをとる
プリセールスエンジニアは恐怖でしかない
と思うかも知れませんが、
プリセールスエンジニアをすることで
顧客の課題やニーズを汲み取る力が
鍛えられるためSEのキャリアップ転職として
非常に有効なステップだと言えます。
将来コンサルティングなど上流の仕事に
興味がある人は、その架け橋として
プリセールスエンジニアを検討してみても
良いと思います。
今は辞めて別の会社にいますが、
管理人も昔プリセールスエンジニアから
ITコンサルティングに転職をしています。
まとめ
最後に、
冒頭でチョットだけ触れた
管理人の過去について皆さんにお伝えして
この記事を閉めたいと思います。
管理人は6年前に某企業で派遣SEとして
ネットワーク系の仕事をしていました。
そんなある日、自社の上司から現場に
電話があってこう言われました。
「前任が突然会社を辞めてしまって
穴ができてしまったんだ。
今の現場を抜けて、彼の代わりに
営業アシスタント業務をやってくれないか?」
普通なら断る内容なんですが、
自社が倒産の危機にあり経営が
相当ヤバいこともあり、
管理人ごとき弱小SEの希望など
通るはずがありませんでした。
結局1年近く某大手企業の営業部に
派遣され、そこの営業さんに付いて
営業アシスタントをしました。
見積書の作成や電話対応、
作業日程の調整、資料の印刷、
FAX,郵送処理やメール連絡などなど、、
SEの経験など不要で、
それこそ経験不問、未経験OKのような
シンドイ業務内容でしたが、
ここでオフィスワークの基本を
完全にマスターしました。
言い忘れましたが、
管理人はこの業界に入るまで
ダメフリーターだったので、
まともにオフィスワーク系の仕事を
した経験が全くありませんでした。
なので、キツイしストレスも半端ない
職場でしたが、オフィスワークの基本を学ぶには
なかなか良い職場でした。
結局、その後自社が倒産して
現場もなくなったので別の会社に入って
SEとして仕事を再開しました。
そして転職を重ねながら
現在は外資ITベンダー日本法人の代表を
務めるまでに成長できました。
今振り返ると、営業アシスタント
としての1年間はそれはそれはツラく刺激的な毎日でしたが、
それでも、今の自分にとって大事な
思い出でもあります。
このブログの読者の中にも
昔の管理人のように転職や仕事の悩みを
抱えている方がおられるかもしれません。
もし良かったら皆さんの悩みや相談を
このブログにコメントしてみてください。
可能な限りお答えしたいと思っています。
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。