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七夕後の短冊がついた笹はどうするの!?誰がどうやって燃やすの?

笹(ささ)の葉さらさら
のきばにゆれるお星さま
きらきらきんぎん砂子(すなご)

もうすぐ七夕ですね♪

七夕と言ったら何を思い浮かべますか?

1年に1度織姫と彦星が会える日
そんなロマンチックなお話もありますが

今回は、七夕で飾る
短冊」について紹介したいと思います。

ここで質問です。
皆さんは、短冊を飾った
笹や竹を七夕後にどう処分しますか?

幼稚園や保育園、学校やご家庭でも
笹や竹を飾る方もいると思います。

今年から、七夕をやろうと
考えている方もいると思います。

笹や竹の処分について知っていますか?

聞いたことがある処分は
川に流す、燃やす、燃えるゴミに出す…

今回は、七夕後に
どうすればいいのかも
あわせて紹介していきます!

目次

七夕飾りといえば笹の葉を使うのはなぜ!?由来や意味が知りたい!

そもそも七夕とは
中国の行事が奈良時代に
日本に伝わったものだと言われています。

七夕でなぜ短冊に願い事を書くのか?
なぜ竹や笹を使うのか?そんな
「なぜ」を七夕の起こりと共に紹介します。

かつては、7月7日に
織女星にあやかって機織りや裁縫などが
上達するお祈りをする風習があったそうです。

平安時代、日本でも
宮中行事として七夕が始まりました。

桃梨、瓜、干し鯛などを供えて星を眺める
香をたく楽を奏で詩歌を楽しむなどをして
七夕を過ごしていたようです。

その頃、里芋の葉についた夜露を
「天の雫」と考え、その雫で墨を溶かし
梶(かし)と呼ばれる神聖な木の葉に
和歌を書いて願い事をしていたようです。

その後、江戸時代から庶民の間でも
七夕が広がりました。野菜や果物を供え
詩歌などの上達願い、梶の葉の代わりに
5色の短冊に願いを書き、笹や竹につるし
星に祈る祭りとされていました。

なぜ、笹や竹を使っていたのかというと…

笹や竹は、冬でも
緑まっすぐ育つ生命力にあふれていて
雨風に強く、昔から不思議な力ある
考えられていたからです。

この頃の七夕は
もうすでに、現在の七夕の形ですね!

短冊に願いを書き、笹や竹につるす

この祭りは、江戸時代の頃から
残ってきたものだったのです。

七夕に使う笹にはどんな種類があるの?笹と竹の違いも知りたい!

先ほど述べたように
七夕では昔から不思議な
力があるとされる笹や竹を使います。

笹や竹には、どんな種類があるのでしょう。
そもそも、笹と竹の違いは何でしょう。
これらを紹介していきます。

笹や竹には、多くの種類が存在しています。
今回は、笹の種類についてです。

笹は日本が原産地の植物です。
有名な笹を紹介します。

・熊笹  クマザサ
主に料理の飾りで使用されます。
・小熊笹 コグマザサ
盆栽の植え込み材などで使用されます。
・曙笹  アケボノザサ
先端が白く色づきます。

一方、竹は多くが中国から渡ってきた種です。

次に、笹と竹の違いについてです。
笹と竹は、種類がとても似ている植物です。

とてもよく似ていますが、
見分けるポイントを3つ紹介します。

⓵成長するとたけのこの皮が
落ちるのが竹、残って茎を包むのが笹

⓶大型なものが竹比較的小型のものが笹

⓷節目から出る枝が2本のものが竹
3本以上のものが笹

七夕に用いるのは
どんな種類の笹でも竹でも構いません。

どんな種類でも構わないので
できるのならば七夕の機会に
本物の竹や笹に触れられるといいですね。

七夕といえば笹の葉を使うのはなぜ!?どういった方法で処分するの?

ここまで、七夕の由来や
笹や竹について紹介しました。
これで、七夕が迎えられるそこのあなた!
片付けの仕方は大丈夫でしょうか?

笹や竹は緑で
まっすぐ育つ生命力にあふれていて
雨風に強く、殺菌効果をもつ優れた植物です。

その笹の葉や竹を
七夕で使った後の処分の仕方を紹介します。

1つ目は、七夕祭りの後
竹や笹の葉を川や海に飾りごと流す方法です。

この方法は昔から
行われていたものですが現在は
環境を守るため行われなくなっています。

川や海に笹の葉や竹を流すことで
笹や竹にけがれをもっていってもらう意味で
しきたりとされていた処分の仕方です。

2つ目は、神社で燃やしてもらう方法です。
お焚き上げと呼ばれるものです。

煙と共に願い事が天に届き
叶うよう行われる処分の方法でです。

最後に3つ目は
燃えるゴミとして処分する方法です。

現在は、川や海に流せないので
お焚き上げに出せない場合は
地域のルールに従って
燃えるゴミとして処分をしましょう。

以上の3つの竹や笹の葉の
処分の仕方を紹介しました。

願いを込めて短冊を書き飾った後
片付けをするまでが七夕です。
最後の片付けまで、きちんとしましょう!

まとめ

今回は、七夕について紹介しました。

七夕の由来、歴史、笹や竹
その処分の仕方について知り
みなさんも、短冊に願いを込めて
一緒に七夕を味わいましょう。

五しきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる♪

素敵な七夕をお過ごしください!