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うなぎの肝焼きは栄養満点!絶品の肝焼きの作り方!

高級食材「うなぎ」の

サイドメニューとして人気の高い

「うなぎの肝焼き」。

酒の肴に最高の一品ですよね。

皆さんの中にも

「自宅でうなぎの肝焼きを作ってみたい」

と思っている方がいるかもしれません。

今回はそんな方のために、

自宅でできる「うなぎの肝焼き」の

調理方法や味付け、カロリーなど

気になる点を調査してみました。

目次

うなぎの肝焼きの美味しい調理方法とは?その味付けはどうするの?

肝と蒲焼のタレを買ってくれば

家でうなぎの肝焼きを作ることは可能です。

調理の際には苦玉の処理が重要になります。

この苦玉と呼ばれる袋状の臓器を

しっかりと取り除いてあげないと

苦すぎて食べれたものではありません。

忘れずにちゃんと取り除いてくださいね。

それでは、

うなぎの肝焼きの調理方法と味付け方法について

詳しく見ていきましょう。

  • うなぎの肝焼きの調理方法

1.苦玉を取り除く(水の中に入れてつぶすとよい)

2.うなぎの肝を串に刺して両面を焼く

3.鍋にうなぎの蒲焼のタレを入れ、焼いた肝を煮絡ませる

水の中で苦玉を取り除く理由は

苦玉にある液が目に入らないようにするためです。

この物質は毒性があるため万が一目に入ると

激痛や炎症を起こしたり、失明してしまう

こともあるので気を付けて調理しましょう。

また美味しく作るコツとして、

煮込む前に鍋をしっかりと洗っておくことを

おすすめします。

鍋に油分が残っていると肝にタレが

しみ込みにくくなり味にムラができるので

美味しく仕上がりません。

うなぎの肝は生で食べても大丈夫って本当?

いいえ。うなぎの肝を生で食べてはいけません。

ウナギの血や粘膜にはイクシオトキシンという

神経毒が含まれています。

イクシオトキシンを大量に摂取すると

下痢、嘔吐、麻痺、呼吸困難、感覚異常

といった症状が出ることもあります。

苦玉の処理を水の中で行うのは、

毒性をもった血や粘膜を飛散させないためです。

加熱することで毒性はなくなりますが、

生で食べるのはNGと覚えておきましょう。

うなぎの肝焼きのカロリーはどれくらい?いくら食べても大丈夫?

うなぎの肝は身に比べて脂肪も少なく

カロリーは59kcal(一串50g)

とそれ程高くはありません。

ちなみに、おにぎりひとつは、

約170~180kcalです。

しかし気をつけたいのは、コレステロールです。

うなぎの肝にはコレステロールが多く

含まれているので食べ過ぎには注意が必要です。

こちらがうなぎの肝のコレステロール含有量です。

  • コレステロール含有量

うなぎの肝(100g)…430mg

生卵(100g)…250mg

続いて、うなぎの肝にはどのような

栄養素が含まれているのでしょうか。

栄養素 容量
タンパク質 13g
4.6㎎
ビタミンA 4400㎍
ビタミンD 3.0㎍
ビタミンB1 0.30㎎
ビタミンB2 0.76㎎
ビタミンB6 0.25㎎
ビタミン12 2.7㎍
葉酸 380㎍
  • 効能

○タンパク質
…免疫力をも高める、脱毛予防

○ビタミンA
…免疫力を高める効果、脳卒中や心筋梗塞の予防

○鉄分
…貧血防止、疲労回復

○葉酸
…脳卒中や心筋梗塞の予防

ご覧のようにうなぎの肝には栄養が豊富に

含まれているのがお分かりいただけたかと

思います。

まさに天然の健康食品と言えるうなぎの肝ですが、

健康に良いからと言っても食べ過ぎは厳禁です。

ひとつの目安として、

大体うなぎの肝焼き1本が50g程度ですので

1日に2、3本程度に留めておく、

と覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

筆者はうなぎで有名な浜松市に実家があり

肝吸いは、わりかし子供の頃から好きでした。

そしてビールの苦味が美味しいと

感じられる年齢になった今では

肝焼きのヘビーユーザーです。

酒の肴として最高なうなぎの肝焼きですが、

意外にもヘルシーで低カロリーな食材である

ことがお分かりいただけたかと思います。

これを機に皆さんもご自宅で

うなぎの肝焼きに挑戦してみてはいがでしょうか。

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