普段、炊いたご飯を
どのように保存していますか?
わざわざ小分けしたり
冷蔵庫に入れたりするのは面倒…
とそのまま置いておき
食べる時にレンジで温める
という方、ちょっと待ってください。
冬場ならそれでも大丈夫だった
かもしれませんが、夏の高温多湿の
室内に長時間放置するとどうなるのか?
まとめてみました。
目次
ご飯の常温保存、食中毒の危険はどのくらい?どんな症状が出る?
ご飯の常温保存の目安は
- 夏場…6時間程度
- 秋冬…半日~1日
- 冬場…1~2日程度
が目安ですが、あくまでも
環境や保存状態が良い場合での目安です。
では、傷んだご飯を食べてしまった
場合どうなってしまうのでしょう?
腐ったものを食べたからと言って
必ず食中毒になるわけではありません。
食材が傷んでいても
そのなかに食中毒菌やウイルスが
いないと食中毒にはならないとされています。
逆に言うと腐ってなくても菌や
ウイルスがいれば食中毒になるという
ことなので、見た目で判断はできません。
しかし、腐っている
ということは菌が繁殖し
食中毒菌がいる可能性が高い
ということは間違いありません。
食中毒になると
菌を身体の外へ出そうと
下痢嘔吐の症状が出ます。
おかずに比べて傷みにくい
ご飯ですが怪しいご飯を食べて
しまってまだ症状が出ていないけど不安…
https://twitter.com/no_ka_begin/status/1126067032640741376?s=20
そんな時には
応急処置として
緑茶のカテキンの殺菌・解毒
作用が効果的といわれています。
ご飯を炊飯器の中で放置したい…。夏に電源を切って放置は危険?
洗い物や手間を省こうと
炊飯器の中にお米を入れっぱなし
にする場合、電源は切ってはいけません。
電源を切ることで
ゆっくり温度が下がり
菌が増殖しやすい温度が
長時間続きより危険です。
炊飯器の温度は70℃ほどで
菌が繁殖しにくくなっています。
できるだけ開け閉めせず
菌を入れないことが大切です。
保温切れた炊飯器にご飯入れっぱにしてしもた…
お米ちょっとカピカピになってしまったからお粥さんにしたけど、やっぱり芯が残りますなぁ…_(:3 」∠)_ pic.twitter.com/NjREB16LXh— はまこ (@yomiHD_hamako) September 28, 2019
炊飯器によって
保温機能は異なりますが
6時間~12時間程が限度で
長時間保存すると米が固く
なったり、匂いや黄ばみが出たります。
炊き込みご飯の常温保存は危険?白米と違う点はあるのか?
ここまでお読みになって
炊き込みご飯が常温保存できると
思わないかと思いますがその通りです。
むしろ白米より食材の水分や
調味料の塩分が入っているため菌が
繁殖しやすく見た目にも痛むのが早いです。
https://twitter.com/mikotvxq/status/1175720796087439361?s=20
白米より常温保存に適さない
ということを覚えておいてください。
まとめ
ご飯に限らずですが
夏場に常温保存は危険です。
お弁当でも保冷パックや
梅干しなどを使って工夫が必要なのです。
余ったご飯は小分けにして冷凍庫に
入れると一番保存がきき美味しく食べられます。
ちなみに冷蔵庫は
ご飯が傷む温度(2~3℃)より温度が
高いので長時間の保存は適していません。
最初は手間に感じるかも
しれませんが体調を崩してしまっては
元も子もないので、ぜひ実践してみてください。