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夏にご飯を常温で放置してもいい?炊飯器の中なら大丈夫?

普段、炊いたご飯を
どのように保存していますか?

わざわざ小分けしたり
冷蔵庫に入れたりするのは面倒…

とそのまま置いておき
食べる時にレンジで温める
という方、ちょっと待ってください。

冬場ならそれでも大丈夫だった
かもしれませんが、夏の高温多湿の
室内に長時間放置するとどうなるのか?

まとめてみました。

目次

ご飯の常温保存、食中毒の危険はどのくらい?どんな症状が出る?

ご飯の常温保存の目安は

が目安ですが、あくまでも
環境や保存状態が良い場合での目安です。

では、傷んだご飯を食べてしまった
場合どうなってしまうのでしょう?

腐ったものを食べたからと言って
必ず食中毒になるわけではありません

食材が傷んでいても
そのなかに食中毒菌やウイルスが
いないと食中毒にはならないとされています。

逆に言うと腐ってなくても菌や
ウイルスがいれば食中毒になるという
ことなので、見た目で判断はできません。

しかし、腐っている
ということは菌が繁殖し
食中毒菌がいる可能性が高い
ということは間違いありません。

食中毒になると
菌を身体の外へ出そうと
下痢嘔吐の症状が出ます

おかずに比べて傷みにくい
ご飯ですが怪しいご飯を食べて
しまってまだ症状が出ていないけど不安…

https://twitter.com/no_ka_begin/status/1126067032640741376?s=20

そんな時には
応急処置として
緑茶のカテキンの殺菌・解毒
作用が効果的といわれています。

ご飯を炊飯器の中で放置したい…。夏に電源を切って放置は危険?

洗い物や手間を省こうと
炊飯器の中にお米を入れっぱなし
にする場合、電源は切ってはいけません。

電源を切ることで
ゆっくり温度が下がり
菌が増殖しやすい温度が
長時間続きより危険です。

炊飯器の温度は70℃ほど
菌が繁殖しにくくなっています。

できるだけ開け閉めせず
菌を入れないことが大切です。

炊飯器によって
保温機能は異なりますが
6時間~12時間程が限度で
長時間保存すると米が固く
なったり、匂いや黄ばみが出たります

炊き込みご飯の常温保存は危険?白米と違う点はあるのか?

ここまでお読みになって
炊き込みご飯が常温保存できると
思わないかと思いますがその通りです。

むしろ白米より食材の水分や
調味料の塩分が入っているため菌が
繁殖しやすく見た目にも痛むのが早いです。

https://twitter.com/mikotvxq/status/1175720796087439361?s=20

白米より常温保存に適さない
ということを覚えておいてください。

まとめ

ご飯に限らずですが
夏場に常温保存は危険です。

お弁当でも保冷パックや
梅干しなどを使って工夫が必要なのです。

余ったご飯は小分けにして冷凍庫に
入れると一番保存がきき美味しく食べられます。

ちなみに冷蔵庫は
ご飯が傷む温度(2~3℃)より温度が
高いので長時間の保存は適していません。

最初は手間に感じるかも
しれませんが体調を崩してしまっては
元も子もないので、ぜひ実践してみてください。