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お中元の時期は地域によって違う?名古屋だけは特殊なの?!お中元の由来は、
かって旧暦の1年を2回に分けて、
その節目の7月15日を「中元」といいました。
その日に、ご先祖様にお供え物をしたり、
日頃お世話になってる人に感謝しました。
したがってお中元は、
日頃お世話になってる人に、
半年間の感謝と相手の健康を願い、
感謝の気持ちを様々な品物を贈ることで表すことです。
品物を購入する事も大変ですが、選ぶ作業も大変なことですね!!
でも、お世話になってる人が、気に入った品物が届いて喜んでくれるとうれしいものですね!
あなたは、どなたに、お中元やお歳暮を贈りますか?
親や兄弟、親戚、会社の同僚や上司、お世話になっている知人など色々な人に贈ることでしょうね。
あなたは、いつ頃、お中元やお歳暮を贈りますか?
住んでる地域によって、お中元を贈る時期が違うようです。
関東地方と関西地方では、だいぶ違うようですが、日本の真ん中に位置する名古屋はどうでしょうか?
今回は、そんなお中元やお歳暮の時期やマナーについてご紹介します。
お中元やお歳暮の時期は地域によって違う!知っておきたいマナー
1年の暮や年末のことを「歳暮」といいます。
日頃お世話になってる人に、対して「歳暮」の時期に1年間の感謝と翌年への引き続きの、お付き合いを願い、品物を贈る習慣のことを
「お歳暮」といいます。
一方、「お中元」は、日頃お世話になってる人に対して、半年間の感謝と相手の健康を願い、品物を贈る習慣が
「お中元」です。
したがってお中元は、その土地のお盆の時期に合わせて贈る習慣があります。
お中元やお歳暮には、それぞれ贈る時期があります。
【関東地方】
お中元 7月1日~7月15日までに贈ります。
お歳暮 12月1日~12月31日までに贈ります。
【関西地方】
お中元 7月15日~8月15日までに贈ります。
お歳暮 12月13日~12月31日までに贈ります。
関東と関西ではお中元の時期が、
1カ月ズレますので注意が必要です。
もし、うっかりして贈る時期を逃がしてしまった場合はお中元なら「暑中御見舞」とし、
お歳暮なら「寒中御見舞」として贈るのがマナーです。
しかし、贈る相手が目上の人の場合は、
お中元なら「暑中御伺」
お歳暮なら「寒中御伺」
と書くのがマナーです。
多少遅れても、
貴重な品物が届いたら、うれしいものです!!
京都のお中元の時期はいつ頃なのか?中部と関西の違いや理由とは
関東地方のお中元は、
7月1日~7月15日までに贈ります。
関西地方のお中元は、
7月15日~8月15日までに贈ります
これは、関東地方と関西地方の、
お盆の違いによるもので、関東のお盆は
7月13日、関西のお盆は8月13日です。
お中元を贈る時期は、
お盆の時期と重なります。
では、京都のお中元の時期は、
いつ頃でしょうか?
京都のお盆は、8月7日からお盆始まりを迎えますので、京都など、昔のしきたりを重んじる地域に贈る時は、7月15日以降に配送されるように配慮しましょう。
さて、中部と関西の違いですが、関東は7月盆ですから中部の、東京に近い山梨県は、7月1日~7月15日です。
金沢、新潟も関東と同じ7月1日~7月15日ですが、富山県は関西と同じ7月15日~8月15日です。
お盆の時期が違うのでバラバラになっているようです。
お歳暮はどうなの?やっぱり名古屋の時期は他とは違うのか?
名古屋は、中部地方に属しますが、中部地方は、お盆の時期が旧暦盆と新暦盆の地区に別れます。
そのために、お中元は、7月1日~7月15日に贈る地域と7月15日~8月15日の地域にわかれます。
名古屋地区のお盆は、7月13日~7月15日か8月13日~8月15日におこなわれます。
新暦盆で行う地域と旧暦盆で行う地域が存在するようです。
そのため、お中元の時期は新暦盆に合わせた7月1日~7月15日が一般的だそうです。
現在では、旧暦盆の8月13日~15日が多くなっているようです。
お歳暮の時期は、新年の準備を始める12月13日から20日まで贈るのが一般的です。
名古屋では、これより少し早い12月10日から20日まで贈るようです。
まとめ
お中元の由来が1年の半分の時期に、感謝の贈り物をする習慣でしたので、それがお盆の時期という事なんでね。
お盆の時期が地域で違うために、関東と関西では、1カ月の違いが生じましたね!!
一方、お歳暮は年の暮れですから関東と関西でも少しの差しか生じませんでしたね!!
私も小田原、静岡、東京、山形、秋田と色々な地域にお歳暮とお中元を贈るために年に2回、夏と冬に大奮闘しますが本当に大変です。
それぞれ、リクエストが違いますので、ある親戚には、魚の日干しを買い集めてそれを梱包してもらって贈ります。
その親戚は、酒も飲まない、ハムも食べない、肉も食べないのですよ!!
苦労はしますが、お中元やお歳暮が届いた時に、よろこびの電話をもらうと苦労も報われますね!!
日本という国は、横幅は狭いですが縦幅は、非常に長く広い国です。
そしてそこには、色々な文化が根ざし、色々な習慣が存在し、また色々な、方言が話されています。
お中元やお歳暮は、日本人のおもてなしの心を表した素晴らしい習慣だと思います!!
1カ月ズレますので注意が必要です。
お歳暮なら「寒中御見舞」として贈るのがマナーです。