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米粉と小麦粉はそれぞれ代用できる?代用するときの注意点は?

パンやお菓子など小麦粉が
多く使われてきましたが最近では
米粉を利用する食品の人気が出ました。

どちらでもパンが作られて
いるので代用が効きそうですが
成分や出来上がりに違いがあります。

どのような違いがあるか
使い方はどうしたら良いのか
詳しくみていきましょう。

目次

米粉は小麦粉の代用になる?カレーを作る時にも使えるの?

料理によっては
代用がききますが
パンのように小麦粉を
使ってふっくらとさせるような
場合は同じような仕上がりにはなりません。

米粉と小麦粉の大きな違いは
「グルテン」という成分の有無です。

https://twitter.com/pnUhIV31716CzDK/status/1197288869302960128?s=20

グルテンとは小麦粉に
含まれている成分で水が
加わることで立体的な構造になります。

このグルテンの働きで
パンがふっくらと焼き上がります。
米粉にはこのグルテンが含まれていません。

小麦粉で作る分量の米粉でパンを作ると
パサパサで硬く出来上がってしまいます。

小麦粉アレルギーの原因と
なるのが「グルテン」です。

小麦粉を使う食べ物は
とても多いので小麦粉アレルギーの
人は食事にとても苦労されています。

麺類、パン
お菓子・ケーキ等には
小麦粉が使われますが
市販のカレールーにも使われています。

このカレーを作る上で
グルテンが入っていない米粉が使えます。

【米粉カレーの作り方】
  1.  お好みの野菜と肉を炒めて
    水とコンソメを入れて煮込みます。
  2. カレー粉、ケチャップ(トマト缶)
    中濃ソース、塩胡椒で味付けをします。
  3.  最後に水で溶いた米粉を
    回し入れてとろみを付けて完成です。

4人分(水700ml)に対して
米粉は大さじ3を水大さじ5で溶きましょう。

米粉でパンケーキを作りたい!絶品おすすめレシピを紹介!

米粉でもちふわの
パンケーキを作ってみましょう。
2つポイントがあります。

  1. 塩を入れる
    混ぜ合わせる時に最初塩を入れましょう。
    泡立ちが良くなります。
  2. ベーキングパウダーを必ず入れる
    グルテンが含まれていない米粉は
    ベーキングパウダーを入れることで
    ふわふわと膨らますことができます。
[材料]
米粉 … 100g
ベーキングパウダー … 小さじ1
卵 … 1個
砂糖 … 大さじ2
塩 … 小さじ1/2
牛乳 … 100cc
サラダ油 … 大さじ1

[作り方]
  1.  砂糖、塩、卵を泡立て器で混ぜます
    (空気を含ませるように泡立てながら混ぜます)
  2. 泡だった状態に牛乳を静かに入れていきます
  3. 米粉とベーキングパウダーを加えて混ぜ合わせます
    (しっかりと混ぜ合わせましょう)
  4. なめらかになったらサラダ油を入れて混ぜ焼きます

米粉はメリットばかり?!あまり知られていないデメリットとは?

米粉はヘルシーでモチモチとした食感になって
揚げ物に使用するとサクサクと仕上がります。

小麦粉アレルギーの人には
代用と使えるのでメリットが
とても多いですが、ここでは米粉の
デメリットもお伝えしましょう。

  1. 価格が高い
    小麦粉に比べて価格が高いです。
    米粉の価格は薄力粉の倍以上です。
  2. 販売している店が限られる
    以前よりは米粉を置くお店も出てきましたが
    製菓材料店やネット注文で購入することになります。
  3. 米粉加工品があるので確認を
    パンなど作るときには必要なグルテン(小麦由来)を
    米粉に加えて販売しているものがあります。
    小麦アレルギーの人用に使用する際には
    米粉100%なのか、グルテンが加えられているか
    忘れずに確認しましょう。

まとめ

米粉のパンケーキは
もっちり感がとっても美味しいです。

ベーキングパウダーを使わないと
せっかくのもっちり感がでないので忘れずに。

米粉の特徴として
グルテンが含まれていないことと
小麦粉に比べて糖質が高いことと
血糖値の上昇が速いことがあります。

体質や健康状態などを
みて使い方を考えてみましょう。