チューリップの球根はいつ、どのように堀り上げて、どのように処理をして、どれぐらいの期間、保存したらよいのでしょうか?
また、冷蔵庫で保存した方が最適だ!という説もあります。
はたして、本当でしょうか?今回は、そんなチューリップの球根の堀り上げ時期や方法・球根の処理・保存期間などについて、ご紹介します。
目次
チューリップの球根におすすめ!すぐに試せる保存方法はコレ!
チューリップの球根の保存は、乾燥させた状態で保存します。
掘り上げた球根を水洗いした後に、新聞紙の上で乾燥させてスーパーで買った、玉ねぎやミカンが入っていた、ネットに入れて日陰で風通しの良い場所に、保存しておきます。
一方でチューリップの球根には、春化処理(しゅんかしょり)という保存方法があります。
春化処理で保存すると生育が早くなり、通常より1カ月くらい早く開花し、開花期間も長くなります。
春化処理の方法は、いたって簡単で、2~3カ月間、冷蔵庫に入れて保管しておくだけです。
チューリップの球根はどのくらいもつのか?保存期間について知りたい!
チューリップは、秋に球根を購入して、植え付けします。
「紅葉の見ごろ」が植え付け時期の目安となります。
冬の寒さを経験することにより、球根の栄養を使って花芽が形成され
葉を出し、花を咲かせます。
花が咲き終わったチユーリップの球根は、花に栄養を取られて弱って
きますので、花が散って葉が枯れたら球根を掘り上げます。
球根を掘り出して、再び植え付けるまでが球根の保存期間となります。
秋になったら、保存していた球根を植え付けします。
チューリップの球根の平均寿命は、1~2年ですから、同じ球根を保存
して、使える期間は1~2年という事になります。
チューリップの球根を保存する時に皮は剥いだほうがいいって本当?
掘り上げたチューリップの球根は、水できれいに洗い流します。
土を洗い流すと茶色い皮が付いていますが、この皮は球根の保護
のためあるので、取らないようにします。
洗っている際に、はがれそうな皮や腐った皮は取り除き、新聞紙の
上で乾燥させます。
保存のときは、皮をむかないで、保存しますが、植え付けの時は
この茶色い皮をはいで植え付けします。
球根のとがったほうが上で、平らな方が下になりますが、下が発根部
になりますので、ここの皮を、むかないと根の発育に影響しますので
必ずむいてください。
まとめ
花を堪能した後、来年もきれいな花を咲かせるには、球根に栄養を
補給できるように、下準備が必要となります。
まずは、花が枯れ始める前に、花の下で茎を手で折り、葉と茎の状態
にして、花に行く栄養を球根に残します。
この状態で、球根を掘り上げるまでの期間、水やりと1週間に1回
ほど液体肥料を与えて、球根に栄養を補給します。
あとは、時期が来たら、球根を掘り上げて、保存しておきます。
きれいな花が咲いて、感動している間もなく、来年の事を考えて
行動するんですね!!