季節は梅雨に入り
梅雨が明けたら本格的な夏に突入します。
夏になったら
アウトドアレジャーが楽しみですね。
近年、アウトドアレジャーの
中でも登山がブームとなっています。
夏休みに親子で登山をと考えている
方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、登山には常に
遭難という危険性があります。
また2018年には新潟で
親子が低山に入山したが
遭難して死亡するという
悲しい事件も起きています。
ここでは
新潟の事故を例に
親子で安全に登山を
楽しむ方法を考えたいと思います。
目次
新潟の親子が遭難した登山ルートとは?遭難事故の原因は?
新潟の親子が遭難した
のは新潟県阿賀野市にある
五頭連峰の松平山への登山中でした。
こちらは標高約900mで
決して高い山ではなく
登山ルートも数多くあり
初心者からベテランまでが
楽しめる山になっています。
松平山へ登るルートは
人が多い方ではないですが
登山ルート入り口にと山届けを
出す場所もあり日帰りも可能です。
では、なぜ親子の遭難事故は
起きてしまったのでしょうか?
遭難事故になりやすいのは
道に迷ったらパニックになって
沢に下ってしまうことです。
いくら下山がしたいから
といって道なき沢に下ったらベテラン
登山者であっても遭難の危険性が高まります。
親子の遺体も
松平山から南西方向に
2キロほど離れた「コクラ沢」
という場所で見つかりました。
山で遭難したら
戻れる場所なら戻る。
それか上に登るかをして
沢に下らないようにしてください。
新潟の親子の遭難した登山プランには謎がある?どういった計画が安全?
新潟の親子が遭難した
登山プランには謎があります。
その謎とは登山の出発が
午後からであったことです。
新潟の親子が登山をしたのは
5月でしたがそれでも日帰りだと
午後出発だと帰りは暗くなります。
これが紅葉の季節の秋だと
尚更日が短くなるでしょう。
山で日が暮れると遭難の
リスクは一気に高まります。
ベテラン登山者でも
山で一夜を過ごすことは危険です。
専門知識がない
登山初心者ならもっと危険になります。
登山プランを立てる際は
日帰りを前提にし安全に明るい内に
帰れるようにしないければいけません。
新潟で遭難した親子はなぜ助からなかったの?死因はなに?
新潟で遭難した親子の
死因は低体温症でした。
山の気温は
標高が100m高くなると
気温は0.6℃ほど下がります。
親子が遭難した
新潟県阿賀野市の5月の最低気温は
10℃前後でしたから山頂付近で遭難
したら気温は3℃くらいになります。
加えて、登山による体力消耗も
重なれば命に危険が及びます。
いくら初心者向けの山だからといって
登山プランを誤り遭難すれば低体温症が
死因になることを覚えておきましょう。
まとめ
登山中に遭難した時の
対処について理解することはできましたか?
登山は健康にも良く手軽に
充実感も味わえる素晴らしい趣味です。
しかし、絶対に遭難をしない山は
ないということを覚えておいてください。
登山をする時は、綿密な登山計画を立て
安全に行うようにしてくださいね!