超簡単?! 玉ねぎを切っても涙が出ない方法10選

トリビア

玉ねぎを切っている時に涙が止まらなくなって困った事ありませんか?
涙が出る原因は玉ねぎに含まれる「硫化アリル」と呼ばれる香味成分が目を刺激するからなのです。
したがってこの物質をブロックできれば、この「玉ねぎ涙問題」を回避できるのです!

今回は、玉ねぎを切っても涙が出ない方法を調べてみました。
皆さんも料理をする時に是非試してみてくださいね!

目次

玉ねぎを切っても涙が出ない10の方法とは?

10分間水に浸ける

玉ねぎを切る前に水を張ったボウルに10分ほど浸けると催涙物質が水に溶けるので、玉ねぎを切っても目が染みにくくなります。でも、あまり浸けすぎてしまうと大切な栄養まで逃げてしまうので気をつけてくださいね。

冷蔵庫で冷やす

切る前に玉ねぎを10~15分ほど冷蔵庫で冷やしておくと、切っても目が染みなくなります。これは硫化アリルは冷やすと気化しにくくなるためです。玉ねぎを冷蔵庫に入れるだけなので超簡単です。

切れ味の良い包丁を使う

よく切れる包丁を使って玉ねぎの組織を壊さずにスパッと切れば酸化アリルは飛散しません。切る時に繊維に沿って切るようにしてください。近頃よく涙が出るなと思ったら、包丁の切れ味が落ちていないか確かめてみては?

電子レンジで温める

電子レンジで玉ねぎを温めると催涙物質が蒸発するので、目が染みにくくなります。でも温めすぎないように気をつけてくださいね。

扇風機をかける

飛散している酸化アリルを扇風機で吹き飛ばしてしまえば目が染みることはありません。催涙物質を外気へ追い出せばいいの扇風機がなければ換気扇を付けるだけでも効果があります。

急いで切る

時間をかけずにさっと切れば、酸化アリルが飛散しても目に染みる前にその場から離れられので目が染みることはありません。単純な方法ですね。

口を開けて切る

口を開けて切れば涙が出ないようです。ウソのような話ですが、本当です。酸化アリルは鼻を経由して目に到達し、涙を誘発します。口を開けて口呼吸に切り替えれば酸化アリルが鼻に入り込まないので、涙が出るのを防ぐ事ができます。

シンクロ用の鼻栓を使う

シンクロ用の鼻栓をするか、鼻にティッシュを詰めることで鼻に酸化アリルが入り込むのを
物理的にブロックします。涙が出る原因は鼻を経由して目に到達する酸化アリルなのでこの方法が一番効果があると言えます。「目が染みるのは絶対にイヤ!」という方は是非試してみてください。

水泳のゴーグルをつける

この方法を使っている方は多いですね。でも、酸化アリルは鼻を経由して目に到達するのでゴーグルよりも鼻栓や鼻ティッシュの方が効果的かもしれませんね。

割り箸を口にくわえる

迷信ではなくて、ちゃんと効果があるのです。理由は、乾燥した割り箸を口にくわえると涙よりも唾液の分泌が優先されるため、その結果目が染みにくくなるのです。ぜひ試してみてください。

酸化アリルって悪者なの?

いえ決して悪者なんかではありません。涙の原因となる硫化アリルには、血液をサラサラにして、高血圧動脈硬化を未然に防いでくれる優れた働きがあります。さらに血中の不要な糖分や脂質を減らす働きもあるため、悪玉コレステロール中性脂肪を減らしたり、糖尿病予防にも効果的です。また、ビタミンB1が多く含まれる豚肉と一緒に玉ねぎを取ると疲労回復や不眠、イライラの解消にも効果的です。

まとめ

いかかでしたか?今回紹介した方法を使って玉ねぎを調理すれば、もう涙に悩んで憂鬱になる必要はありませんよね!?玉ねぎの持つ酸化アリルは私達の健康促進に役立つ大事な成分ですので、今後も玉ねぎをふんだんに使った料理を楽しんで行きたいものですね!