朱肉の落とし方はコレ!服、紙、プラスチックごとの方法を解説!

トリビア

朱肉は大事な書類に印鑑の印影が

鮮明に押され、月日が経っても消えたり、

変色しないように、顔料に植物油、

合成樹脂などを混ぜて作られています。

 

そのため、誤って印鑑以外の物に付いた時は、非常にやっかいです。

 

誤って服や紙、プラスチックなどに付いたら、手ごわいですよ!

 

そんな時に、家庭にある台所用洗剤と固形石鹸などを使った、落し方があるのです。

 

今回は、そんな朱肉の汚れを落とす、落し方をご紹介いたします。

目次

朱肉がついてしまった服から汚れを落とすにはどうしたらいいの?

台所用洗剤と固形石鹸を使った、服についた朱肉を落とす方法!

・準備する物

  • 液体洗濯洗剤
  • 固形石鹸
  • 台所用洗剤
  • タオル

・手順

1.朱肉が付着している所に、台所用洗剤を2
~3滴くらい塗布します。

2.洗剤をなじませるようにやさしく、
もみ洗いをしてください。

3.ぬるま湯ですすぎ、汚れや洗剤を洗い流し
ます。

4.すすぎ後に、少し残っている朱肉の
付着に、固形石鹸で直接こすります。

5.ぬるま湯ですすぎ、汚れや洗剤を
洗い流します。

6.いつものように洗濯機で洗濯をして
完了です。

朱肉の手軽に試せる落とし方①紙についた場合はこうすれば超簡単!

朱肉は、重要書類に押した印鑑の印影が、

消えないような成分で作られていますので、

紙に付いた場合は、紙にどんどん吸収されてしまいます。

 

したがって、紙についた場合は、
朱肉ごと削りとって落とす、落とし方が有効です。

 

それは、製図で書き損じた部分を、
消すために使用する方法で、
特にトレーシングペーパーやケント紙に
墨で製図したときに、書き損じをきれいに消す方法です。

 

両刃の薄いカミソリの刃を弓なりに、
しならせて、かすかに、たわんだ湾曲部で、
朱肉の汚れをスライスして削りとる方法です。

 

カミソリを使いますので、十分注意してください!!

朱肉の手軽に試せる落とし方②プラスチックの場合はこうすれば超簡単!

プラスチックに朱肉がついた場合は、

紙についた場合のように朱肉ごと削りとって落とす、落とし方が有効です。

 

これも製図で書き損じた部分を、
消すために使用する方法で、鉛筆で書き損じた箇所を消す方法です。

 

製図用の砂消しゴムを使用して朱肉ごと削りとる方法です。

 

砂消しゴムには、金剛砂という研磨剤が微量に入っていますので消すというよりも、研磨するような感じで朱肉で汚れた部分をこすってください。

まとめ

押したら、半永久的に消えない朱肉のインクの成分は、すごいですね。

 

特に練り朱肉の成分がすごい!

 

赤色の成分、銀朱に、油の成分ひまし油、木蝋、松脂を溶かし、繊維質のよもぎや和紙を加えて練り固めたもの!!

 

こんな、ものものしい、成分で作られている朱肉!たかが朱肉、されど、朱肉ですね。

 

指に付くとなかなか、手ごわいですよ!!

 

先日、宅配便がきて、ハンコをケースごと渡したらハンコをケースに入れる時に、朱肉がついた側を、取り出し側に置かれてしまい、知らずに取り出した時に、手にベッタリと、ついてしまい落とすのに非常に苦労しました。

 

そんな朱肉が今の日本の「ハンコ文化」を支えているんですね。