令和最初の夏の高校野球大会
第101回夏の高校野球大会が
高校野球の聖地「甲子園球場」で8月
6日から21日までの予定で始まります。
昨年は秋田の雑草軍団
「金足農業高校」の大活躍で
大変な盛り上がりを見せました。
大活躍した金農の吉田投手は
日本ハムにドラフト1位で入団しました。
そんな甲子園のベンチにはクーラー
が設置されているのをご存知ですか?
実は甲子園球場のベンチには
2列目のいすの後方に冷房設備が常設
されていて大会中は常に冷風が出ています。
今回は、この様な甲子園球場のベンチ
の冷房に関する事をご紹介していきます。
目次
甲子園球場のベンチには冷房がついてるって知ってた?
甲子園球場のベンチには2列目の
いすの後方に冷房設備が常設されて
いて大会中は常に冷房が効いています。
アルプス席や外野席の通路に
エアコンを計28台設置し入場門に
扇風機を計12台それぞれ増設しました。
知っていましたか?#夏の甲子園
ベンチの冷房強化で暑さ対策
甲子園球場のベンチには、2列目のいすの後方に冷房設備が常設されていて、大会中は常に冷風が。さらに2014年夏からは臨時の「スポットクーラー」を設置しています。
デジタル毎日https://t.co/qVA1Gvh5Qf— 毎日新聞高松支局 (@takamatsu_mai) August 5, 2016
しかし収容人員47,000人以上と
非常にスケールが大きい球場ですから
これだけでは、まだまだ充分ではなく
今後も暑さ対策の改修工事が必要です。
アルプススタンドには
床の一部に遮熱塗装も施して
夏の暑さ対策をしています。
甲子園のベンチは熱い!全然涼しくない!過酷な環境に驚愕!
甲子園の夏のベンチは熱い!
照りつける太陽で過酷な環境です。
ベンチには、2列の
プラスチック製長椅子
フェンス際の座席バーと
計3列の座席が設置されています。
前列ベンチ及びバーは
露天となっていますが
巻き上げ式の屋根をせり
出せる構造となっています。
巻き上げ式の屋根をせり出し
日差しを遮り、夏季の暑さ対策
としてエアコンが装備されており
ベンチの後ろからは冷風が出ています。
甲子園のベンチは改修されてこんなに快適になったらしい!?
甲子園のベンチは改修されて
現在、大変快適になっています。
巻き上げ式の屋根をせり出し
日差しを遮り夏季の暑さ対策
としてエアコンが装備されており
ベンチの後ろからは冷風が出ています。
昨夏の熱中症対策として甲子園では
開会式のリハーサルと本番で全参加者に
水のボトルを持たせ途中で給水させたました。
試合中にも本部の
判断で給水タイムがとられ
ベンチのクーラーは従来より
1・5倍の強度で稼働しています。
そしてアルプス席には
ミスト(霧)の散水機を3台ずつ用意し
球場の内外に大型の扇風機も設置しました。
ですから選手は攻撃している
ときはクーラーの付いたベンチに
座っていますので、涼しいのです。
また日本高野連によって2018年
春のセンバツ高校野球から延長戦に
「タイブレーク制」が導入されています。
野球におけるタイブレーク制は延長戦
などでの試合促進のため回の初めから
ランナーをおいて始めるというルールです。
当然、得点は入りやすくなり試合が
動くことから時間短縮が期待されます。
高野連は、延長13回からこの
タイブレーク制を採用しています。
更に、高校野球連盟は「試合前と
試合後に給水を呼びかけており水や
スポーツドリンクを各出場に提供して
おり、それがなくなったら補給を行う」
という体制が整っています。
まとめ
今年で101回目の夏の高校野球ですが
「夏の熱闘甲子園」というブランドが定着
してしまい高校野球連盟も今さら時期を秋に
したり球場を冷房完備のドーム球場に移し
たりすることも出来ないんでしょうね!!
今の夏の暑さは、昔の暑さとは
比べ物にならない危険な暑さです。
昔の生活保護世帯は車とクーラー
の保有は認められていませんでした。
しかし現在、車は同じですが
クーラーは認められています。
夏にクーラーがないと熱中症
で死亡する危険があるからです。
それだけ現在の夏の暑さは、危険なのです。
そんな危険な暑さの
「夏の熱闘甲子園」が
今年も後、数日で始まります。
無災害を祈るばかりです。