楽しい、楽しい海外旅行。
海外旅行は決して安くはないお金を
使い貴重な連休を使って行きますよね!
ところで、皆さんは海外旅行で
どんなトラブルに遭遇したことがありますか?
「タクシーでボッタくられた?」
「屋台の食事で下痢になった?」
「お財布をすられて大金を失った?」
「空港の乗り継ぎでロストバゲージして荷物の無い旅をした?」
では、海外旅行中にパスポートを紛失・盗難された経験はありますか?
「え?海外旅行で命より大切なのはパスポートとガイドブックにも書いてあるじゃん!」
「無くす人なんて居るの?」
「自分はそんな馬鹿な事はしないから大丈夫!!!」
多くの人はそう思い、自分がパスポートを紛失・盗難されるなど夢にも思っていないでしょう。
はい、私もそうでした。
「そう、カンクンでパスポートの盗難に遭うまでは…」
そして、皆さんこんな風に考えていませんか?
「命より大切なパスポートでしょ?」
「その国の大使館に行けば即日発行してくれるんじゃないの?」
「余裕でしょ!」
はい、私もそう甘く考えていました。
「そう、カンクンでパスポートの盗難に遭うまでは…」
私は旅行や出張で年に2回は海外に行く機会があります。
行き先は先進国から途上国まで様々で、決して海外旅行が不慣れな訳ではないと思っていました…
「そう、カンクンでパスポートの盗難に遭うまでは…」
今回は、そんな私がメキシコ・カンクンでパスポートを盗難された際の状況や、どのように行動をしてパスポートを再取得して帰国したか?体験記を記していこうと思います。
もちろん、みなさんがこの記事を必要とする日が永遠に来ない事を強く願いながら…
パスポートがいかに大切なものなのか?教訓として読んだり、
もしあなただったらどうするのか?シミュレーションしながら楽しんで読んで貰えたらと思います。
目次
私はこうしてパスポートを盗難された
私にとっての初めてのメキシコ!
初めてのカンクン旅行!
今回の全10日間の旅のスケジュールはこんな感じです。
①2020/2/26~3/1
リビエラ・マヤで5日間会社の出張(自社アワード受賞式参加)
②2020/3/1~3/6
フリーのプライベート観光旅行
このブログではプライベート観光旅行の後半5日間に起こった出来事についてみなさんにお伝えしていこうと思います。
フリー1日目、まずはリビエラ・マヤからプラヤ・デル・カルメンまで1時間掛けてタクシーで移動、その後フェリーでコスメルへ渡りました。
[プラヤ・デル・カルメン→コスメルのルート]
[プラヤ・デル・カルメンのフェリポートから望むカリブ海]
そしてコスメルに到着。ホステルで一泊しカリブの美しい海を堪能。
[コスメルの街の入り口に到着]
[コスメルから望むカリブ海と砂浜]
[カリブのエメラルドグリーンの海と白い砂浜が映える]
今まで見たことが無いような色のコスメルの海にただただ感動するばかりでした。
まさに地上の楽園。吸い込まれるような色の海、青い空、白い雲。
いやー、本当に良かった。是非ともまた来たい!
一夜明けてフリー2日目は17時近くまでコスメルの海や食を堪能し、フェリーでプラヤ・デル・カルメンに戻り、バスまたはタクシーでカンクンまで移動する予定になっていました。
そしてカンクンに着いたらフェリーに乗ってイスラ・ムヘーレスへ向かうことになっていました。
しかし、順調だったメキシコ旅行はここであっけなく終わりを告げることとなります。。
プラヤ・デル・カルメン→カンクン→イスラ・ムヘーレスを訪れてゆっくりと過ごす予定だったフリー2日目の移動中にその事件は起こりました。
プラヤ・デル・カルメンからカンクンまではタクシーで行く方法もありますが、タクシーの半分以下の運賃で利用できるローカルバスADOバスが数十分間隔で頻回に出ています。
ちょっとした節約と経験がてら、今回はこのADOバスを使用してカンクンまで移動することに決めました。
[問題のカンクン行のADOバスのルート]
ADOバス車内はさほど混んでおらず、座席もフカフカ♪
少しだけ冷房が効きいている気がするけど気にならず、とっても快適でした。
その日の日中はコスメルの島をスクーターで回りながら、一日中海で泳いだので疲れもあってか、19時にバスが出発してからカンクンに到着するまでの1時間半程の間、バス車内で爆睡してしまいました。
20時半頃カンクンに到着。いざバスを降りようとすると、
「あれ?無い」
「荷棚に置いておいたリュックサックが無い?!」
一瞬、焦りましたがそのリュックサックの中には濡れた水着しか入っていないばずなのですぐに落ち着きを取り戻し、
「まあ、しょうがないか。あらためて水着を買うか」
と笑っていました。
「ん?でもちょっと待てよ」
「コスメルでスクーターを借りる時に必要だと思ってパスポートをリュックサックにいれていたような…何かヤバい気がする…」
急いで身の回りの荷物のチェックをしてみると
「財布は?」「ある!」
「クレジットカードは?」「ある!」
「パソコンは?」「ある!」
「スマホは?」「ある!」
「iPadは?」「ある!」
「あれ?パスポートは?…ない!!!ええええーーー?!嘘でしょ?」
頭の中は大パニック。
運転手さんに事情を説明して一緒に探してもらうも見つからず。
「大事なものは胸に抱えておけ」
と最後に捨て台詞を吐かれ、バスを降ろされてしまい半泣き。
無事に帰国でき、冷静な判断が出来る今でこそ
思いますが、盗んだ犯人もびっくりしたと思います。
おそらく金品目的だっただろうにリュックサックの中身はビチョビチョの海パンとモバイルバッテリーと日本のSIMカードとそれらの持ち主のおっさんのパスポート…
即効捨てられたのだと思います…笑
「今だから言えるけど、何かごめんな…汚いもの見せて…笑」
さて、話をバス下車後に戻すと私はパニックでした。
パスポートを再取得する方法も知らないし、そもそもパスポートを無くした自分の危機管理能力の無さが虚しかった。
パニックになりながらもとにかく大使館に連絡しなければ!
とひらめいて電話してみるも既に夜の21時。電話は時間外でした。
さらに悪いことに、今日の宿はイスラ・ムヘーレス。
カンクンのADOバス発着地から移動して再度フェリーに乗って宿を目指す必要があります。
[カンクン→イスラ・ムヘーレスのルート]
21時を過ぎ最終フェリーの出港時間も近づいているのでADOバス会社の人に盗難の事実と見つかったらメールか電話を頂戴と伝えてイスラ・ムヘーレスを目指すことにしました。
ADOバスのカウンターの女性は笑顔で
「うん分かった!見つかったら連絡するね!」
と言ってはくれましたが、その後、連絡は一切来ることはありませんでした。。
「みなさん、海外でものを無くしたら99%戻って来ないことを心得ていて下さい」
大事なことなのでもう一度言いますね。
「海外でものを無くしても99%戻ってきません!!!」
とりあえず、宿へ移動。気持ちを整理
イスラ・ムヘーレスには2日間滞在する予定だったので、フェリーポートから離れた島の先端に宿をとっていました。小さな島ですが、移動中も気が気じゃない。
フェリーのチケット購入はパスポートが無くてもIDカードがあれば可能です。日本のマイナンバーカードや運転免許証でOK。
「パスポートみせて」
と言われて
「たった今盗まれて無いから、IDカードでもいい…?」
って言ったときの受付の女性から注がれた哀れみの視線が忘れられません。
その方はスペイン語オンリーだったので結局窓口の全員の女性が私の前にやってきて英訳をしながら哀れんでくれました…
イスラ・ムヘーレス到着後に政府公認のタクシーに乗ったものの道が舗装されていない悪路を進む。
すでに23時近くで辺りは真っ暗。
誰も歩いていないし、車も走っていない。どこを走っているのかもよくわからないくらい真っ暗。。
あれ?ひょっとして拉致でもされて身ぐるみ剥がされるの?ボッタくられるの?
運転手さんは
「この先の日の出が綺麗だから、明日見てみなよ!」
と気さくに話しかけてくれるけど、そこはパスポートを盗まれた直後、人間が怖い。
20分後、心配とは裏腹に無事に宿に到着。
ほっとしてチップを渡し忘れました。ごめんね、運転手さん。教えて貰った日の出も見られなかったよ…
無事にチェックインを済ませました。この時既に時刻は深夜0時を回っていました。
ホテル到着後はとにかく今後どうしたら良いのかネットで調べまくりました。
「カンクン パスポート 紛失 窃盗 無くした メキシコ 大使館 警察 仮ID」
すると、
「どうやら今自分が置かれている状況が大変面倒なことになっていることが徐々に分かって来ました。。。」
カンクンでパスポートを無くすと結構大変
パスポートの再発行をするためには大使館か領事館に本人が直接赴く必要があります。
カンクンに旅行する方はカンクンを拠点にしてイスラ・ムヘーレスやコスメル、ピンクレイクやテノーゼ、チェチェンイッツァ等のツアーを組む方が殆どだと思います。
カンクンは非常に大きな観光都市です。
でも、
「カンクンには在メキシコ日本大使館も領事館も無いのです!」
そう!カンクンでパスポートを再発行して貰うことは出来ないのです!
では、どうすればいいのでしょうか?
メキシコ・シティにある大使館かレオンにある領事館に行く必要があります。
メキシコ全土どこでパスポートを紛失しようと再発行して貰うためには本人が直接メキシコ・シティの大使館又はレオンの領事館に赴く必要があるのです。
(カンクンからですとメキシコ・シティの大使館の方が近いです)
メキシコ・シティはカンクンから国内線飛行機で2時間半程のところにあります。
「OK!メキシコ・シティまでのフライトをとって、メキシコ・シティに行けばいいのね!余裕じゃん!!!!!」
あなたは、そう思いましたか?
私もそう思いました。でも、相方の一言で一瞬でその余裕は消え去りました。
「え?パスポート無いのにどうやってフライトチケットを取るの?」
そう。この疑念は正しく、メキシコでツーリストがフライトチケットを予約するには
身分を証明するパスポートが必要なのです。
IDカードではなくパスポートです。
パスポートを無くした今の自分は身分を証明することが出来ない単なる不審者です。テロリストと疑われてもしょうがない状況。
「飛行機が駄目なら、バスならどうだ!!!」
バスならパスポート無くても乗せてくれるだろう!
パスポートを盗難されたプラヤ・デル・カルメン~カンクンのADOバスだってIDの提出だけでチケット購入出来たぞ!
ググったら、1日に数本カンクン~メキシコ・シティ間のバスが出ていることが分かった!
値段は飛行機と同じ位。
「えーと所要時間は…?っと、え??(゜o゜;」
「片道28時間?!」
「ふぇ?距離1900km?!」
(※東京ー石垣島間の航路が約2,000km)
「1日と4時間って…オワタ・・・」
「ん?!ちょっと待てよ、バスだからか」
途中の停泊で時間が掛かっちゃうんだろうね。
「レンタカーで行くとどれくらい掛かるのかな?」
GoogleMapで調べてみると…なんと24時間?!!!!
再びパニックになりました。
それでも仮のパスポートのようなものを発行する手段があるはず!
と考えてがむしゃらに調べてみるも見つけられず…
明日まで何もせずに待っている事も出来ずにたまらず大使館の緊急連絡に電話をすることに決めました。
時間外に大使館に電話をして更にパニック
大使館は受付時間がきまっていますが日本人の生命に関する緊急の時にだけ、時間外緊急に電話をして良いことになっています。
パスポートの紛失は生命に関することでは無いですが、パニック状態の私は電話してしまいました。
皆さんはこのような緊急連絡の無駄遣いをしないでくださいね。
そうならない為にもこの記事が少しでも皆さんの役に立つと嬉しいです。
大使館に電話をすると片言の日本語を話す女性が対応してくれました。
パスポート紛失という生命の危機とは直接関係のない内容でしたが、丁寧に対応をしてくれました。
パスポートの再発行までの一通りの流れと必要書類と、どこで書類が手に入るかをざっくりと教えてくれました。
内容としては、大使館のホームページや同じ経験をされた先人が残したブロクに書いてあることを一通り。直接聞かなくても情報収集可能な内容でした。
そして電話をする前から一番気になっていた
メキシコ・シティまでの航空券を購入する為に必要なパスポートの代わりとなる仮身分証明証をどうやって取得したらよいのか?
について彼女に聞いてみると…
ひとまず、電話を切ることにしました。
(現実逃避モード突入中)
….
……..
…………..
ハッ?!
(外界に呼び戻される)
「何?この絶望感。。。」
帰国フライトは4日後の朝8時発。
6時にはチェックインしないとアウト。。
ということはつまり、
「実質、帰国便搭乗まで残り3日間しか無い。どうしたらええの?帰国フライト取り直し?仕事はどうなるん?」
そもそもバス移動28時間って…成田からカンクンまでの14時間フライトでさえクタクタなのに…何か胃が痛たくなってきた…。
バス移動について絶望しながらもカンクンでパスポートを紛失した前例は絶対にあるはずだし、絶対に仮パスポートは発行されるはずだ!!!
焦っていたとは言え正直、強気な部分もありました。
でも心理的なダメージはボディブローのようにじわじわと効いてくるのがわかりました。
とりあえず寝るかな。。
でも、今できることだけでもやっておこう。
- 仮パスポートなるものがどこで手に入るのか?
- パスポートは申請後どれくらいで発行されるのか?
この2点については電話をしても依然分からない状況だったので…クタクタになりながらも以下の処理だけは寝る前にやっておきました。
①大使館に事の経緯を説明したメールを送信。
- 盗難にあった経緯と自分の居場所を簡単に説明。(翌朝の電話での説明時間の節約のため)
- 大使館の緊急電話連絡の女性の回答が事実なのか?も念の為質問。
- パスポートのスキャン画像(クラウドストレージに保存してあった)とフライトのeTicketを添付。
②戸籍謄本を取得してもらうように日本に居る家族に大至急メールで依頼。
③全てのホテルとツアーのキャンセル。
イスラ・ムヘーレスに2日滞在した後はカンクンに滞在してそこを拠点としてツアーに参加する予定でした。
④帰りのフライトの変更の可能があることをUSにある旅行会社に説明、フライト変更見積もり依頼。
⑤仕事関連の調整メールを送信。(帰国が延期になる可能性大なので)
とりあえずこれだけやって眠りにつきました。
布団に入ったのは明け方の4時位だったかな…電話をした後、絶望感が加速し全然眠れなかったな。。
渡航書の発行という選択肢もありますが、わざわざ大使館に赴くのならパスポート再発行の方が断然良いです。渡航書は帰りの便のみ有効ですし、帰国便フライトがアメリカを経由している場合、渡航書でESTA申請が出来るのかは不明です。出来たとしても手続きは面倒なことになるはずです。
大丈夫!パスポートの代わりの身分証は即日手に入る
パスポートを盗難された夜、イスラ・ムヘーレスでの一夜が明けました。
大使館には開館時間になったら改めて電話をしようと決めて、とりあえず朝食を食べてみる。
寝不足もあってか全然食欲がないがとりあえず食べる。
一旦、頭の中を整理するためにTODOリストを作ってみる。
焦りながらも✗がついていくと嬉しかったな。
そしてイスラ・ムヘーレスの宿のオーナーに
「パスポートを盗られたから今日の宿泊はキャンセルしてメキシコ・シティに向かう」
と伝えると、またも哀れな目で
「分かった」
と別れを告げられる。
9:15になり大使館に電話をしてみるも誰も出てくれない。。
まさかの時差問題!
メキシコ・シティはカンクンより1時間遅いんですね。
昨日ネットサーフィンした情報によるとカンクンで盗難にあった際にはカンクンのホテルゾーンにある警察に行くと盗難届(Police Report)をスムースに発行してくれるらしい。
それをゲットしてメキシコ・シティに行くのが今日のミッションだ!!!
大使館の人とはまだ話せて無いけど私には時間が無い!
とりあえずその警察を目指そう!
昨日使用したPuerto Juarez(①)ではなくPlaya Caracol(④)へ向けて出発!
これがイスラ・ムヘーレスからカンクン警察へ行く最短ルートだ。
9:45発だけど遅れている…結局、10:10頃に出発。
イスラ・ムヘーレスからカンクンに向かう乗客は私達だけ…
そりゃ、こんな朝早くに島からカンクンに戻る人はいないですよね…
ULTRAMAR(ウルトラマー)という黄色い船体のフェリー会社だと移動中にミュージシャンが演奏をしてくれるのですが、
おっちゃんは楽器を握りしめたまま寝てやがる…
お客さんが2人だけじゃね…。
おまけに波も高くて、大変グロッキーな状態でPlaya Caracolに到着。
桟橋には今からイスラ・ムヘーレスに向かう大勢の楽しげなツーリスト達…
複雑な気持ちを抱えながら大使館も開館している時間になったので電話をかけてみると…意外な事実がわかりました。
①パスポートの再発行にはカンクンの警察が発行する盗難届けが必要。
②警察で発行してくれる盗難届が仮パスポートの代わりになる!!!
②盗難届はその場でもらえる!!!
③パスポート盗難の場合は無料で書類作成してもらえる。
④パスポートは前日予約の上10時迄に大使館を訪問すれば即日発行可能であり、17時以降18:15迄受取可能である。
さらに今から行こうとしているカンクンの警察の場所が正しいことも教えれくれました。
もう迅速かつ丁寧で、
「日本人最高!」
と感じた瞬間でした。
そして昨日の電話の女性の話は何だったの?
というところですが、生死に直接関わらないのに利用した自分が悪いですね…
みなさんも気をつけてくださいね。
不安だけが増強して本当に最悪な夜を過ごす羽目になりました。
救急車をタクシー代わりに使ったらいけないのと一緒ですね。
反省です。
「もしかしたら帰国フライトに間に合うかもしれない!」
という一筋の希望が指してきた我々は、警察を目指して進むことにしました。
多少ボラれても今は一刻も早く大使館に辿り着きたいのでフェリーポートからタクシーで警察署まで向かいました。
運転手と交渉の末?たった10分の距離を150ペソ(約900円)払い(ボッタクられ)ました。
でも、警察の前でしっかりと停めてくれました。
荷物の積み下ろしもしてくれたし、なんとなく状況を察したのか?
迎えを一度断るとその後はそっとしておいてくれました。
「彼らはボッタクるけど悪い人たちではない…」
「誰を信じたらいいのかもはや分からなくなってきた。。」
カンクンの警察
警察での盗難届は、20分もあれば手続は完了します。
でも下記の2点だけは十分気をつけて手続きをしてください。
①入国カード(FMM)も盗難された事をレポートに記載すること。(英語で)
②本当にパスポートが無いのかを確かめること。
警察官が横柄だったら嫌だなと思っていましたが、とても優しい良い方でした。
ことがことなので非常に重たい空気が流れますが、
「せっかく旅行に来てくれたのに、ごめんなメキシコ嫌いになるなよ」
と言って励ましてくれました。
これからカンクン空港に向かってメキシコ・シティの大使館に行く旨を伝えると、カンクン空港までバスで行く方法も教えてくれました。
「ありがとう、グラシアス!」
[念願のPolice Report]
これで、とりあえず国内線の飛行機に乗ることができるようになりました!!
盗難届を携えてメキシコ・シティを目指す~空港タクシーとの攻防(前編)~
警察官に教えて貰った通りにR1バスに乗ってダウンタウンを目指しました。
ホテルゾーンにある行きたかったショッピングモールを過ぎ…
「ああ、ここでテキーラの飲み比べしたかったな…あ!ココボンゴだ!!映画マスクをもう10回は観たけど、初めて観た時から行きたかった…」
路線バスに乗りながらカンクン市内観光はあっという間に終了しました…笑
警察からダウンタウンまでは12ペソの運賃で来れます。
ダウンタウン近くになったら教えてねって運転手さんに伝えといたら、しっかりと教えてくれた。
「もう、誰を信じたらいいのか?分からない汗」
バス停を降りてから徒歩10分程度でカンクンのADOバスターミナルへ到着。
チケットを買いカンクン発のADOバスに乗ってカンクン国際空港を目指します。
今度は、もちろん荷物をしっかりと抱えて!!笑
ドメスティックエアラインのあるターミナル2を目指すにはADOバスの着くターミナル4を降りて空港の運営する無料シャトルバスに乗る必要があります。
無料のシャトルバスを待つ訳だけどタクシーの客引きが巧みすぎること!!!
空港のオフィシャル案内係のような礼儀正しさと丁寧さで近づいてきてシャトルバス乗場まで丁寧に案内してくれるのですが、、
しかし、はい、案の定、予想していた反応が返ってきました。
「シャトルバスは遅れるからタクシーに乗るのがおすすめだよ!」
それ以外でも、無料シャトルバスの如く停留場に乗り付けてツーリストを騙して乗らせようとしたり。。。
まあ、ちょっとした嘘なんて彼らのとっては屁でもないようです。
ここいらの客引きは露骨な客引きはせず、優しくゆっくりと近づいてくることに終始驚きっぱなしでした。
現地のツーリストがいなければ危うく騙されるところでした。
無事にターミナル2に到着して紛失届を携えて国内線カウンターで航空券を直接購入。
・AeroMexico
→本日便空きなし。
・Interjet
→本日便あり。しかも片道一人9千円と割と格安。
・Viva aerobus
→カウンターが閉まってて人がいない。。
この時点で既に時刻は正午を回っていました。
どう頑張ってもカンクン発の飛行機がメキシコ・シティに到着するのは、大使館の閉館時刻18時15分よりも後になりそうです。
なので、明日朝一でパスポート申請に行く旨を大使館の方に電話で伝え、大使館近くにとりあえず宿をとりました。
予約の取れたInterjetは乗ってみるとほぼ満席でした。
それにしても当日にもかかわらず席を確保できてよかった。。
少しだけ安心しました。
後で大使館の方に聞きましたが、
基本的には当日のフライトチケットは取れるとのことなので、そこはあまり心配しなくてもよさそうです。
ただしシエスタ?の時間帯はカウンターが閉まっている事もあるので、そこは注意ですね。
しかしここカンクン空港でも、カウンターのスタッフもセキュリティチェックのスタッフもパスポート代わりの例の紙切れを見せると、神妙な面持ちで労ってくれました
「おまえマジで残念だったな。頑張れよ。」
「グラシアス!」
今日中にメキシコ・シティにたどり着ければ帰国はきっと何とかなる!
メキシコ・シティに到着!
2時間弱のフライトを経て現地時間19時頃にメキシコ・シティに到着!
くどいですがカンクンとメキシコ・シティは時差が1時間あるので注意してくださいね!
カンクンでは、Uberが使えませんでしたが、ここメキシコ・シティではUberが使えるので大変お世話になりました。
大使館の近くはとても都会でした。日本で例えるのなら東京丸の内みたいな感じでした。
そういえば”すき家”もあったな。
まあ、メキシコまで来たのに、敢えてすき家に入ろうとは正直全く思わなかった…笑
メキシコ・シティに来て少し安心したのかローカルレストランで食べたタコスがとっても美味しかった。
しかしまあ食欲は出てきたけど、精神的にはまだまだ安堵は出来ない状況が続くのでした。。
いざ、大使館へ!!!
さて、一晩ホテルで休んだ翌日。
朝8時から開いている大使館近くのフォトショップで証明写真を撮影してもらい盗難届けを携えていざ大使館へ向かうことに。
↓ちなみに私はここのお店で証明写真を撮影してもらいました。
ホテルから歩いて8分です。
[証明写真なら10分程度で現像までしてくれる]
そして在メキシコ日本大使館はこのビルの9階にあります。↓
てっぺんに赤字で「MAPFRE」という保険会社のロゴが入っているビルです。
在メキシコ日本大使館
受付で運転免許証、マイナンバーカードなどのIDカードを見せてセキュリティカードを貰いビルに入館します。
エレベーターのセキュリティもデータセンター並にしっかりとしているので、使い方が分からなかったらゲートにいる警備の方に聞きいてみてください。親切に教えてくれます。
大使館は初めて訪れましたがそのロビーだけが日本で驚きました。
ここで警察でゲットした盗難届(Police Report)を提出し、大使館窓口で渡された書類に必要事項を記載すればひとまず大丈夫です。
必要な書類はこちら↓
①パスポート紛失盗難届
②パスポート再発行申請書
③戸籍謄本原本提出誓約書
④証明写真3枚
1時間ほどで手続きが完了。
朝10時までに入って申し込みすればパスポートは即日発行で17時以降に受け取れるのでこれで一安心。
一旦退館しました。
ちょっと安心したし17時の受取まで時間があるのでここで盗難後初めてのメキシコ・シティ市内を観光。
まだパスポートを受け取っていないからやっぱり食欲はあまり湧かないし、メトロを使って観光してみよう!って気にもなれず。
徒歩圏内で完結出来るようなホテル近くのスーパーに行ってみたりしました。
完全にビビりになってしまっています笑
■シウダデラ市場
ここの土産屋さんは可愛らしい雰囲気で平日にもかかわらずツーリストがソコソコ居ました。
パスポート再取得後も安心ならない~ESTAの再取得~
市内散策を楽しんだ後18時頃大使館にパスポートを取りに行くと
「で、で、で、で出来てる!!!」
こんなにパスポートをありがたく思った事は今までありませんでした。
心無しか、写真の顔が疲れているけど…
そして「発行官庁」の欄がこうなっていました。
EMBASSY OF JAPAN IN MEXICO
きっとこれからもパスポート見るたびに、私はこの事件のことを思い出し安全第一の海外旅行を心がけるのだと思います。
さて、航空券のパスポートナンバーと再取得したパスポートのナンバーが異なる件に関しては問題ないとのこと。
現金(2770ペソ)で支払いを済ませてお礼を行って退館しようとすると大使館の方から
「多分大丈夫だと思いますが
まだまだ安心なりません。ESTAの申請は72時間前までです。現時点で40時間切っているので、早めに再申請してください」
「カンクン空港の入国管理局で盗難届を提出して入国カード(FMM)を再発行して貰って下さい。」
とさらなる課題を突きつけられました。
2つとも分かっていたことだけどあらためて釘を刺されると心配になっちゃう…
急いでホテルに帰って、ESTAの申請開始。
そう、私はアメリカシカゴ乗り継ぎでカンクン入りしました。
ESTAは2年間有効ですがパスポートが新しくなったので再度申請する必要があるのです。
再び1,400円掛かりますがそんな事どうでもいい程焦っている自分。
順調にステップが進み、残すは支払いのみ!となった段階で
「ホテルのネットワークが切れて画面が真っ白に。。。」
改めて、支払い画面に進もうとするも一向に支払いが出来ず。
申請は受け付けたようですが、決済トランザクションだけ宙に浮いてしまった状態(?)になってしまいました。
画面にも
「支払いが完了しないと申請は開始されません」
と表示されている…
「(゜o゜;私の頭も真っ白に。。。トランジットまで72時間切ってるからのんびりしてらんないのにーーー。」
大変焦りましたが、少し時間(2時間くらい)をおいてからステータスを確認してみると、支払画面に進める状態になってました。
その後、3時間程で無事にESTAの申請が承認されました。
帰国便はカンクン空港から出発するのでメキシコ・シティからカンクン空港までのフライトチケットをネットから予約!
そう、パスポートがあるとネットから予約が出来るんです!
当たり前のことに一々感動しながらVolarisの飛行機を予約をしました。
注意点として、カンクン→メキシコ・シティ便は安いのに、メキシコ・シティ→カンクン便はどの航空会社も値段を倍近く設定していました。
しかし背に腹は代えられません。
結局この予約は、預け荷物の代金が別料金で含まれていなかったり、フライトチケットのQRコードが上手く表示されなかったり、高かったりと、、散々でカウンターで荷物を預けるまでドキドキでした。
しかしそんなことが大して気にならない程、今回のパスポート盗難事件は私にとってインパクトデカ過ぎなのでありました。。
パスポート再取得後も安心ならない~FMM再取得と空港タクシーとの攻防(後編)~
メキシコ・シティ→カンクンのフライトはターミナル2についたので、入国管理局のあるターミナル3まで移動しなければなりません。
ターミナル2から3へ向かう無料シャトルバスの乗り方はもう大丈夫!こんどは騙されないぞ!
大きなバスで、フロントにもシャトルバスって書いてあるから大丈夫!
ところが、シャトルバスの到着時刻予定時刻の少し前に、どう見ても乗り合いタクシーにしか見えないミニバンがシャトルバスの停泊所に停まる。
ミニバンの扉が開いて中にいる人が
「はよ乗れ!!!」
ってなにやら叫んでいる。
「いやいや、もう騙されませんよ」
だって一昨日乗ったシャトルバスはこんな小さくなかったですよ。
もっとバーンって大きくてフロントにもシャトルバスって書いてあったですやん。
「あなた、騙そうとしてるでしょ?どうせ乗り合いタクシーでしょ?いやどう見ても。」
と思いながら、
自分らは無料のシャトルバスを待っている。と伝えると、これがシャトルバスだと。
「ホントかよ?」
でも、乗り込んだ人もホントだよという。
恐る恐る乗ってみると本当に本物のシャトルバスでした。
もうなんなの?!カンクン空港の乗り物事情難しすぎで人間不信になりそう‥笑
シャトルバスを降りるとインフォメーションスタッフのような人が入国管理局カウンターまで案内してくれる。
入国管理局のオフィスはターミナル3のスタバの横にあった。
[目印はこの看板]
FMM紛失届事案はこの国ではよくあることなのか、既に先約がいてオフィサーとやり取りをしていた。
そんなこんなで、到着した入国管理局で盗難届の原本を提出すると新たな入国カード(FMM)をくれるので、必要事項を記入してスタンプを押してもらえば再取得完了(のハズ)。
入国時にポイっと渡される紙切れもとい、入国カード(FMM)。これ、絶対に無くしちゃだめですよ!!
出国の時に必ず必要となります。FMMがないとフライトのチケットを持っていても飛行機に絶対に乗せてくれません。絶対にです。
今回、私は盗難ということもあり、罰金は課せられませんでした。
でも故意に無くしたり捨てたりすると罰金を請求される可能性がかなり高いです。
しかもこれ、出国一定時間内にならないと再発行を受け付けてくれないんですよね。
私のフライト予定時刻は明日8時。入国管理局を訪れた時間は前日の21時。
「明日の6時にあらためて来てねっ!」
とオフィサーに言われちゃいました。
できれば、今日終わらせたかったのにな。
完全なる安堵はなかなか与えてもらえません。
でも、このFMMの再取得。数年前まではもっと面倒だったそうです。
現在は、空港入国管理局のカウンターに行けば
新しい紙の記入・罰金の支払いが出来ます。
しかし、数年前はカウンターで紙を記入して
指定された空港内の銀行で支払いをして領収書を持って再び入国管理局に行くと初めて再発行してくれたそうです。
恐ろしいシステムですよね?チェックイン時に気がついたら絶対に間に合わないと思いませんか?
しかも、この銀行24時間営業じゃなかったらしいですよ。
現在は、空港入国管理局カウンターで全て完結出来ると言えど、
FMMは絶対になくさないでくださいね!
(って言ってる本人が無くしてますが…笑)
①パスポート
②フライトチケット(eTiketでもOK)
③盗難届(Police Report)
オフィサーとのやり取りを終えるとさっきのインフォメーションスタッフぽいお兄さんが僕らの事を待っていてくれました。
優しいなチップ渡さないとななんて思っていたら、、、なんと彼もタクシーへの誘導工作員でした…笑
「君のホテルからは送迎来ないと思うよ。」
「だって、ホテルが行っているピックアップポイントは空港の外だからね。」
「そこまでは、タクシーじゃないと行けないよ。」
ホント、彼らは言葉巧みに優しい顔をして近づいてきます。
メキシコ人の商魂恐るべし。。
タクシーは即効断って、ホテルの手配する無料シャトルバスが停まるPlatform 26へと移動。
22時30過ぎには、空港近くに予約したホテルへと到着できました。
チェックインを終え部屋に入った時には時刻は既に23時を回っていました。
達成感と疲労感が滲んだメキシコ最終日でした。
明日のフライトチェックインは午前6時なのでそそくさと寝ることにします。
日本への帰国便フライト当日
翌朝午前6時に、カンクン空港にある入国管理局へ行くと、昨夜のオフィサーが居て対応してくれました。
白紙のFMMを手渡され、必要事項を記入し、盗難届のコピーを渡したらオフィサーがFMMにスタンプを押してくれ、再発行手続きは無事完了。
今回私のFMMは盗難ということで罰金を請求されることはありませんでした。
罰金と言っても3千円程度のようですが…。
[帰りのフライトの1時間半前に、パスポート、FMM、ESTA申請が完了!]
その足で、反対側にあるAmerican Airlinesのカウンターに行き、チェックインを済ませ、長い長いメキシコ・カンクン旅行が無事完了しました!
かつて私の人生において、こんなにも長時間フライト機内が快適に感じられたことがあったでしょうか。
予定通りの飛行機に乗れた。
ただそれだけなのですが、この安堵感はハンパなかったです。
パスポート再発行に必要な書類。大使館のホームページに載っているよ。どこで書類を取得したら良いのか?取得時に気をつける事。
盗難紛失届
カンクンで盗難にあった際にはカンクンのTourist Police(警察)に赴くのが一番だと思います。
大使館の方からもここに行くように説明されました。
まず、ここで盗難紛失届を完成させましょう。
Tourist Police PUBLIC MINISTRY(Cancun)
消防車の横の建物なので非常に分かりやすいです。
建物に入ったら右側の受付の人にひと声かけてから、右側の部屋に入室しました。
全く余裕がなくて写真は撮れませんでした。
部屋に居る警察官に盗難の経緯を説明すると
必要な書類を渡してくれるので詳細を記載します。
書類を書き終えたら口頭で出来事の詳細を改めて伝えます。
ここで大切なことが2つ!
1つ目は入国カード(FMM)も盗難されたことをレポートに記載し、警察官にも説明することです。
2つ目は警察官がパスポート失効サインを盗難届にした瞬間から、盗難されたパスポートは無効になるということです。
実際に警察官から強調して確認されます。
ですから、後からパスポートが見つかってもそれはもう二度と使えません。
この瞬間からあなたのパスポートはただの紙切れに成り下がります。
なので、本当にパスポートを紛失したのか?
落ち着いて確認をしましょう。
やっぱり持っていた!といううっかりが無いようにくれぐれも注意してください。
写真3枚
これはメキシコシティにフォトショップがいくつかあり朝早くから開いていて撮影後すぐに現像してくれるので、メキシコ・シティについてからでもいいかもしれません。
私は、メキシコ・シティのこの写真館で撮影してもらいました。
ESTUDIO MARIN
戸籍謄本
控えの持参がないのであれば日本に居る家族にお願いする必要があります。
私も海外旅行2回目位までは持参をしていました。
でも、いつの間にか持参しなくなっていました。
日本とカンクンは14時差あるので盗難に気づいたら何より先に手配してください。
「持っていなくても情けでパスポートを再発行してくれるかも!」
なんて期待をしてはいけません。
とにかく早めに早めに連絡をしてお願いをするといいと思います。
私はこの書類を準備するのが一番大変でした。
兄弟では地理的に代理取得が出来ないので、私は実家に住む両親に依頼しました。
戸籍謄本を取得したらスキャンしたものをメールに添付して大使館に送信。
さらに原本をEMSで大使館に郵送する必要があります。
何が大変なんだ?って思いますよね。
スマホに不慣れな両親だとこのメールに添付という作業に時間を要する可能性があるのです。
戸籍謄本が揃わないとパスポートの再発行の手続きを進められません。
私の両親はスマホが使えない(持っていない)ため謄本を写メするという作業が出来ませんでした。
そこで、遥々車で片道250km走らせて交通費は2万円かけてPC操作ができる兄弟の元を訪れ処理をしてくれました。
本当に感謝です。お父さん、お母さんありがとう。
まとめ
いかがでしたか?
私の場合不幸中の幸いが沢山あったのだと思います。
①帰国フライトまで丸3日あり比較的時間に余裕があった。
今回はESTAが数時間で承認されたので、丸2日でもギリギリ間に合ったかもしれませんが、心理的にはかなりきつかったと思います。
②現金やカードは盗まれなかったので、お金の面では余裕があった。
③携帯やPCは盗まれなかったので、各方面への連絡や予約に苦労しなかった。
④家族が迅速に動いてくれた。
⑤大使館の方の対応が迅速かつ丁寧だった。
⑥パニックになっている時に俯瞰して見れくれる人が近くにいた。
こんな不幸中の幸いもあってかこうしてまとめてみると割と余裕なんじゃなかいかな?と思ってしまいますが、渦中に居る時は全く余裕がなかったです。
一つ問題が解決する毎に次の問題解決のために、予定を組んで行動する。
海外では日本の常識は通用しないことが多いですよね。
自分が当たり前と思っていることが当たり前ではない可能性がよくあります。
常に「かもしれない」と最悪の状況を想定して動くことが大切だと実感しました。
貴重な経験をしたけど、メキシコまで行って殆どの時間を移動とホテルで過ごしたことがやっぱり残念ですね…
ロブスター食べたかったな…
ココボンゴ…カリブ海…テキーラ…
でも無事に帰国できたのだから、欲張りは良くないですね!!!
今回パスポートの盗難に遭ってしまいましたがパスポートを再取得する上で、多くの日本人メキシコ人の方々のお世話になりました。
関わった全ての人に心から感謝を伝えたいです。
また、この記事が少しでもツーリストの役に立てたら幸いです。
最後に今回学んだことを箇条書きにしてまとめてみました!
盗難に合わないために気をつけるべきこと
①パスポートは極力持ち歩かないようにする。
レンタバイク、レンタカーは日本の運転免許を提出すれば借りることができます。
パスポートは持ち歩かず基本的にはホテルの金庫に軟禁しておきましょう。
ただし、ホテルの金庫も100%安心とは限らないので、コードを変えるなどの工夫を忘れずに。
②貴重品は肌身放さない。
基本的過ぎますね。
でも、頭では分かっていてもやってしまうんです。
私みたいに。
疲れていて判断能力が鈍って居る時にふとそういったミスをしてしまうのだと思います。
③リスク分散をする
現金やカードなど一つの場所にまとめるのではなくて、どれか無くなってもどれかでカバーできるようにリスク分散しておくといいと思います。
盗難にあった時のために事前に準備できること
①パスポートの控えをコピーしておく(紙媒体)
②パスポートの控えを写真やスキャンデータとして保存しておく(電子データ)
③旅行直前に取得した戸籍謄本・証明写真(3枚)を旅行に持参する