パスポートは複数持てるって本当?なぜゴーン容疑者の妻は複数持てた?

トリビア

海外に旅行や仕事で行く人が必ずお世話になるのがパスポートです。

しかし、馴染みのない人にとってはとことん馴染みがなく、パスポートを持ってないという人も多くいるでしょう。

パスポートは国籍に準じて発行され、普通は一人一冊しか持てません。

しかし、最近お騒がせの元ルノーCEOのゴーン容疑者。

その妻のキャロルさんがパスポートを複数所持しており、ゴーン容疑者逮捕後、パスポートを没収されているにも関わらず、海外へ行ったというニュースを見て疑問に思った方も多いのではないでしょうか?

パスポートって複数持てるの?

実際にパスポートは複数持てるのか、またその条件など、ここではパスポートについて詳しく説明したいと思います!

パスポートは複数発行できるのか?条件やルールについて知りたい!

パスポートは複数発行できるのか、ということですが、

結論から言えばパスポートは複数発行することはできます。

 パスポートを複数持てる条件を詳しく見て行きましょう。

両親の出身国が違う(ハーフ)子供の場合です。

パスポートは国籍に準じて発行されると記しましたが、両親で国籍が違うハーフの人は、国籍を2つ持つことになります。

例えば、両親が日本人とアメリカ人の場合は、その子供は日本とアメリカ、両方の国籍を持つことができ、2つのパスポートを持つことができます。

この2つの国籍を持っている状況のことを「二重国籍」と言いますが、

日本では22歳までにどちらかの国籍を選択しなければならなく国籍を選択した後は、パスポートは棄却しなければなりません。

しかし、海外ではこの二重国籍を認めている国もあります。

そのような方はパスポートを複数発行し、持ち続けることができます。

ちなみに、二重国籍を認めている国と認めていない国は次のようになります。

二重国籍について各国の見解

  • 二重国籍を認めている国

アメリカ合衆国、カナダ、英国、アイルランド、フランス、レバノン、

スイス、ベルギー、イタリア、オーストラリア、ハンガリー、ギリシャ、

トルコ、スウェーデン、デンマーク他

 

  • 二重国籍を認めていない国

日本、中国、オーストリア、インド、インドネシア、シンガポール、

マレーシア、ミャンマー、ネパール、オランダ、ノルウェー、チェコ、

イラン、エストニア、ラトビア他

各国、国籍の取得に関しては、自国の歴史や外国人政策などを考え独自にルールを決めています。

国籍取得のルール
  • 血統主義…親と同じ国籍を取得する
  • 出生地主義…出生した場所の国籍を取得する


考え方は様々です。

このような例もあります。

ハーフの子供が、両親それぞれの国のパスポートを取得して、出生した地が、両親それぞれの出生国ではなかった場合、条件が合えば3つパスポートを取得できます。

パスポートを複数持っていたゴーン容疑者の妻どうだったのか?

それでは実際パスポートを複数持っていた、ゴーン容疑者の妻キャロルさんはどうだったのでしょうか?

ゴーン容疑者の妻のキャロルさんは、レバノンとフランスの二重国籍を持っていましたが、その後アメリカで更に国籍を取得

どの国も複数国籍を認めていたたえ、キャロルさんは3つの国籍を持ち、なんと3つのパスポートを持っていた可能性があります。

ついでにゴーン容疑者もフランス、レバノン、ブラジルの国籍を持っているようで、三重国籍を持つことになります。

なんとも想像しにくい話ですね…。

パスポートを複数持っていたファーウェイCFOのケースはどうだった?

以前、中国企業のファーウェイ社のCFOがパスポートを複数持っていることが話題になりました。


その数はなんと8冊!

発行されていたのは中国や香港のものらしいですが、偽名を使ったパスポートまで発行されておりここまできたらまるでスパイのようですね。

前述の通り、国籍を複数持つことを認めている国なら、まだわかります(それでもパスポート8冊はおかしいですが…)。

しかし、中国は二重国籍含む複数の国籍を持つことは認めていません。

加えて、偽名まで使われてたらもう…

ファーウェイ社という世界的な企業ゆえに様々な黒い影もあるのでしょうか?

中国では、華麗なる一族で経済の中心にいるような立場の人は、権力闘争や汚職で摘発された時に備える常套手段として、

パスポートの複数所持があるようです。

結局のところ、ファーウェイ社CFOのこの件については、捜査は入りましたが、逮捕まではいたらず、政府が認める「特別扱い」で済んでしまったようです…。

まとめ

パスポートが複数持てる仕組みについて理解できたでしょうか?

 二重国籍を持てない日本では、複数パスポートを所持していることは珍しいですが、海外では割とよく見られることだそうです。

 グローバル化が進む世の中です。 

いろいろな考えがあると思いますが、近い未来、当たり前のように国籍を複数持ち、パスポートを何冊も持っている人がよくいる社会になっていくかもしれませんね。