大根を沢山いただいた時
保存方法をどうしたらいいか悩みます。
大根は冷蔵保存も
冷凍保存もできる野菜ですが
土に保存する方法があってとても
長持ちするという話を聞いたんです。
- どのように土に埋めるのか?
- どれくらい持つものなのか?
調べてみたいと思います。
目次
寒い地方の大根保存の知恵!雪の下で大根が甘くなるってホント?
雪国では冬になると
新鮮な野菜が不足しがちになります。
そのため、雪を利用して
保存する方法が広がりました。
雪が降る季節は
「越冬野菜」として
野菜が美味しくなるので
ありがたい季節でもあるんです。
北海道函館市亀田地区で
生産される「雪の下大根」をご存知ですか?
#BROS1991
おはようございます。
今期最後の雪の下大根を畑にとりに来ました。 pic.twitter.com/jVlCHvUTwc— くろもも (@ZBqQfh9sXFKADrl) February 18, 2019
雪の下大根は名前の通り
秋に収穫した大根に土をかぶせ
冬になって雪が降り真冬に雪の下から掘り起こします。
「雪の下大根」は
平成15年につけられた
ブランド名で年間約700トン出荷されます。
味はとっても甘く糖度は7度以上。
通常の大根の糖度は5度程度なので
7度はフルーツトマト並みの甘さです。
ついに今年も始まりました‼️
大人気の函館亀田の「雪の下大根」1本220円
雪の下で冬を越すことで甘みがぎゅっと
凝縮されています。
甘みとみずみずしい食感はまるで
梨を食べているかのよう♪期間限定品ですよ〜 pic.twitter.com/Z59QzBkASg— 旭川の八百屋さん アミューズマーケット (@amusemarket) February 5, 2016
雪の下で保存する
ことで甘くなるのはなぜ?
大根にはジアスターゼ
という消化酵素が含まれています。
雪の下に長く保存することで
ジアスターゼがデンプンを分解します。
【美容プチ情報】
太らない体質作りに欠かせない大根。大根は群を抜いてカリウムの含有量が多い為、むくみ予防や体内バランスの調整に。さらに 消化酵素であるジアスターゼがデンプンを分解するので、肥満予防・ダイエット時におすすめ!#ゆるゆるミカン #大根 #ダイエット #ジアスターゼ pic.twitter.com/28Cp1By4Iq
— ゆるゆるミカン 相互フォローします (@yuruyurumikan7) October 25, 2018
デンプンを分解すると糖分に
変わるので野菜が甘くなります。
大根を植えたままで保存するとどうなる?生育のピークには注意!
大根を植えたまま
保存するのはオススメできません。
生育のピークを過ぎてしまった
大根は衰えていく一方になります。
成長し続けてしまった大根は
「す(鬆)」が入ってしまうため
美味しく食べることができなくなります。
生育のピークを
迎えたら早めに収穫しましょう。
また、収穫時期が過ぎて
すが入らないようにするため
には大根の葉を先に切っておきます。
そこで成長を止めることができます。
すが入ってしまったらもう食べられない?
すが入ってしまった大根は腐って
しまったわけではなく干した状態に近いです。
すぐに捨ててしまうのはもったいないです。
完全にすが入っているところを
取り除いて食感などが気にならない
「大根おろし」として使うことができます。
また「漬物」にすることもできます。
たくあんは大根を干してから
作りますので干した状態に近い
すが入った大根で漬物を作る事ができます。
大根の長期保存に最適!土に埋めるだけでみずみずしさが持続する?
大根はもともと土の中にある野菜なので
土の中に埋めておけば長期保存も可能です。
秋冬ものの大根なら
長くて約6ヶ月ほど持ちます。
https://twitter.com/cattail_siro/status/1110793003306618880?s=20
<土の中の保存方法>- 大根の葉を切り取る
葉を切り取ることで
葉に栄養を取られることがなくなります。 - 土に穴を掘り埋める
- 大根をできるだけ立てて埋め
たいので大根の長さ分穴を掘ります。
大きな大根で深く掘るのが大変な時は
斜めに入るくらいの深さで大丈夫です。 - 大根を逆さに
(葉の方を下に向けて)並べておきます。大根同士が
重ならないように大根1本づつ
土をかけ間をあけて並べましょう。
- 上から土をかけ大根の葉など
目印にするものを置きましょう。
まとめ
大根を土で保存すると
秋冬から春先まで持つそうです。
想像よりも長くて驚きました。
野菜は新鮮さが
大事と感じていましたが
土の中で保存してみると
春先でもみずみずしく美味しく
食べることができるそうです。
我が家には掘るほどの庭がないので
実家の家庭菜園に埋めてみようかなと
ちゃっかり考えています。
冷蔵や冷凍だけではない
美味しい保存方法をご紹介しました。