「さんま」の旬は
9 月から 10 月です。
何といっても
秋の味覚の代表格ですね。
スーパーのお魚コーナーに並んでいる
のを見ると秋が来たのだな~と感じます。
さっそく美味しくいただきたいですね。
その前に、ちょっと面倒
ですが下処理をおすすめします。
うろこをきれいに
取ることもポイント!です。
うろこの取り方は
包丁の先で魚の尾から頭に
向かってなでるように取ってくださいね。
引っかかってうまくいかない
場合は「ペットボトルのキャップ」
を使うともっと簡単に取れます。
https://twitter.com/1116_megu/status/998192342858252291?s=20
さんまのうろこは
薄くてはがれやすいので
水揚げの時に取れてしまう
こともありますが、残っていると
食感がザラザラするのですべて取りましょう。
今回は、さんまの下処理方法や
うろこについてさらに詳しく解説します。
目次
さんまのうろこはどこについてるの?小さくて見えないだけ?
お腹の白い部分の上側にあります。
半透明の青色で
小さく丸い形をしています。
https://twitter.com/SatobonSato/status/1177170500067266560?s=20
水揚げの時に網の中で
魚と魚がぶつかってほとんど
取れますが海の中ではさんまは
細かいきれいなうろこに覆われているのです。
また、うろこはカルシウムなどの
ミネラル分を蓄積する役目をしています。
さんまがカルシウム不足に
なると自動的にうろこから
補給する仕組みになっています。
うろこって、とても
重要な役目をしているのですね。
スーパーに売っているさんまはうろこがない? 処理はしなくて大丈夫?
旬の時期は
魚を集めてすくい取る棒受網
(ぼううけあみ)漁法で獲ります。
このサンマ棒受網漁(ぼううけあみりょう)の展示パネルのサンマめっちゃ好きww#気仙沼市場 #2階に情報発信拠点 pic.twitter.com/ZGyC4SSUNJ
— A3335 (@asami1988) May 22, 2019
その時に、網の中でさんま同士が
暴れてぶつかり合うためうろこが
落ちてスーパーに並んだ時には
「うろこがない」
ように見えますが、すべての
うろこが取れてはいないです。
買ってきたらうろこの
チェックをしてまだ残って
いれば包丁で丁寧に取って下さい。
https://twitter.com/Hyutyan1041/status/1035120300684242945?s=20
そして、流水でよく洗って
キッチンペーパーでしっかり
水分を拭き取りましょう。
これで、うろこの処理は OK!
さんまのうろこは青い?! 表面に付いている青い点の正体とは!
表面に付いてる
青い点はまさに「うろこ」です。
半透明の青色をして
薄くキラキラしています。
青カビではないので
安心してくださいね。
うろこの青色は
さんまの内臓にある
胆汁色素..ビリベルジン
と呼ばれる天然色素の色です。
ホシササノハベラの味噌煮食べてたら骨めっちゃ青かった。サンマやダツに見られるのと同じと思われ鱒が、ビリベルジンというものによるものらしく、人間の青痣と同じ由来のものだとか。
#釣った魚しか食べない pic.twitter.com/tFGt9DrnF8
— さかな芸人ハットリ (@hattori95) May 13, 2018
きれいな青い色ですね。
一般的に、うろこの色は
全体的に透明ですが、さんまの表面に残って
いるうろこに胆汁がつくと、青い色になります。
まとめ
今年(2019 年)は
海水温の変化でさんまが
日本近海にほとんど来なくなり
歴史的な不魚になっています。
そうなると値段が上がって
手軽に食卓への登場する機会が
なかなか難しくなってきます。
https://twitter.com/mebayumama29623/status/1164750741015130114?s=20
秋を感じさせてくれる
栄養豊富なさんまを食べれなく
なるのかと思うと、少し悲しいですね。
これまで通り「さんま」が
やってくる状況に戻る事を待ち望んでいます。
ちなみに
「さんま..秋刀魚」
の漢字の由来ですが
さんまの形・色が刀に似ていて
秋に獲れる魚から名ずけられたとのことです。