相撲の番付の順番ってどうやって決まるの?ランクはいくつある?

トリビア

相撲の番付の順番は
相撲の地位が最高位の横綱が1番上で
最下位の序の口が1番下となります。

大相撲の本場所は
年に6場所あり1場所ごとの
成績で番付の順番がきまります。

大相撲の番付は
本場所の成績を参考にして
「番付編成会議」で決められます。

今回は、大相撲の番付の順番や力士の
給料などについてご紹介をいたします。

目次

相撲の番付はどうして東西に分けているの?東の方が上って本当?

相撲の番付の東西は
同等ではなく東の方が格上で
東の方が半枚分格上になります。

たとえば東前頭6枚目の地位で7勝8敗で
負け越した力士が次の番付では前頭7枚目
とならないで西前頭6枚目になったりします。

したがって番付の上から順に

東横綱→西横綱→東大関→西大関→
→東関脇→西関脇→東小結→西小結→
→東前頭筆頭→西前頭筆頭……………

のようになります。

対戦は「部屋別総当たり」のため
東方力士同士、西方力士同士の
対戦に成ることもあります。

相撲の番付によって給料はどのくらい違うの?褒賞金は?

相撲の給料は月給制
番付が十両以上の力士に支給されます。

「基本給」と「手当」があり
これを合わせた額は次のようになります。

【力士の月給額】

横綱  260万6000円

大関  216万9000円

・三役  156万4000円

・幕内  120万9000円

・十両   95万7000円

力士には、この月給の他に
給金」というものがあります。

給金相撲という言葉を
聞いたことがあると思いますが
幕内力士が勝ち越しの8勝を挙げると
給金相撲となり、給金が加算されます。

給金は褒賞金(ほうしょうきん)
として給金×4000で=褒賞金額
年6回の本場所に給料とは別に支払われます。

給金は最低標準額が
地位によって次のように決まっています。

【給金の最低標準額】 【優勝の給金】

・横綱  150円   ・全勝優勝  50円

大関  100円   ・優勝    120円

幕内   60円     【金星の給金】

十両   40円   ・金星1つで10円

・幕下以下 3円

大相撲の番付の仕組みが知りたい!昇進や昇降はどうやって決まるの?

大相撲の番付は本場所後の
番付編成会議」で本場所の成績を
参考にして決められる仕組みになっています。

番付の最高位は横綱
次が大関で3役として関脇小結、があります。

小結の下は、前頭です。

東と西で11枚目までありこれまでが幕内です。

  • 幕内の力士は
    本場所で15日間の取り組み
    あり8勝で勝ち越しとなり番付があがります。
  • 平幕は、勝ち星に応じて9勝で2枚
    10勝で3枚と番付が上がっていきます。
    7勝しか出来ないと降格となります。
  • 小結、関脇も平幕と同様の
    仕組みで昇進と降格があります。
  • 十両は東西14枚ずつあり
    前頭と同じように15日間の
    勝負があり8勝で昇進し、7勝で降格します。
  • 幕下は東西60枚ずつあり
    本場所で7日間の勝負があり4勝で
    勝ち越し、4敗で負け越しとなり
    この勝数、負数で枚数が上下します。
  • 三段目は東西100枚ずつあり
    幕下と同じような内容で枚数が上下します。

大関の昇進は
3場所連続で3役の地位にあり
そこで33勝以上で大関昇進となり
2場所連続負け越しで関脇に降格となります。

翌場所から2場所連続で
10勝以上でまた大関になれます。

しかし、このチャンスを逃すと
通常の昇進方法しかありません。

琴奨菊も大関まで
昇進しましたが2場所負け越して
降格となりこのチャンスをものに出来ずに
現在も大関に返り咲き出来ずにおります。

横綱は、大関で
2場所連続優勝か1場所優勝し
1場所準優勝で横綱に昇進の基準となりますが
横綱は、成績だけでなく人格などの審査もあり
最終的には「横綱審議会」が決定します。

横綱はいくら成績が悪くても
降格する事は有りません
「横綱審議会」から引退勧告を
受けて引退する事になります。

最近の相撲界では
横綱 稀勢の里がこれにより引退をしています。

まとめ

大相撲の世界は
年功序列もなく
まったくの実力主義です。

しかも、成績が数字に表される
ごまかしの効かない世界です。

単純明快で本場所で勝ち越せば
番付が上がり、勝ち続ければ
「ドンドン」出世していき給料も
「ドンドン」上がる実に単純明快な世界です。

しかし、逆に負ければ地位も
給料も下がってしまう厳しい世界でもあります。

特に小兵力士は
大型力士との対戦で
大怪我をするリスクがあり大変、心配です。

先場所に幕内力士
となった小兵の炎鵬も先場所は
前半に破竹の勢いで勝ち進み
大変期待しましたが後半はや
はり研究されて技が通じなくて
とうとう負け越してしまいました。

大関の貴景勝も身長が176㎝しかなくて
体重はありますが私の中では小兵力士の
なかに入りますので先場所は心配して
見ていましたが御嶽海戦で勝ちましたが
右足に怪我をしてしまいました。

まったく、残念ですね。