さんまの刺身にいる寄生虫とは?!その危険性と予防する方法!

料理

漢字で秋刀魚と書いて
サンマと読みます。秋が旬の魚です。

焼いて食べると大変
おいしい魚ですが新鮮なうちに
刺身で食べても大変おいしい魚です。

ただし、サンマにはアニサキス
という厄介な寄生虫がいるんです。

アニサキスが寄生している
サンマを食べると人の胃の中
で胃内壁に入り込もうとします。

この時に激しい
痛みを生じ死ぬことはない
ですが死ぬほどの痛みを発生します。

そのときにアレルギー物質を
放出するために、発熱やじんましんなど
のアレルギー症状を伴うこともあります。

せっかくおいしいサンマや
カツオを食べて痛い思いは嫌ですね。

今回はサンマやカツオ
などに寄生する線虫アニサキス
についてその危険性やアニサキス症
の予防法治療法をご紹介いたします。

目次

刺身の寄生虫に要注意!スーパーに売っている刺身は大丈夫?!

スーパーで購入した鮭の
切り身から寄生虫のアニサキスが
出てきたという衝撃映像がSNSを通じ
話題となり人々の関心を集めています。

全ての魚介類に
アニサキスは存在している
可能性が高いと考えた方が良い様です。

アニサキスはマイナス20度
24時間冷凍するか60度以上の温度で1分
以上加熱する事で死滅させる事ができます。

この為、スーパーでは「刺身用」
として流通しているものは一度冷凍
したものか加工したものになるそうです。

だからスーパーの「刺身」には
生きたアニサキスは存在しませんが
切り身は加熱用として冷凍処理が施されて
いないのでアニサキスは存在するのです。

刺身にいる虫はアニサキス!食べてしまったらどうなるの?

アニサキス幼虫が
寄生している魚介類を
刺身などの生で食べる
ことでアニサキス症という
食中毒を引き起こします。

アニサキス幼虫に対する
効果的な治療薬はありません

なお、治療法に関しては
胃アニサキス症では胃内視鏡検査時に
胃粘膜に刺入する虫体を摘出します。

腸アニサキス症では
対症療法を行い、場合に
よっては外科的処置が施されます。

また、アニサキス
アレルギーに対しては
アレルギーに関する対処療法を
行いますが、アナフィラキシーの場合
緊急に医療処置を行う必要があります。

サンマにいるアニサキスの予防法は?焼くと大丈夫って本当?

サンマに寄生している
アニサキスの予防法は
次のようになります。

【アニサキス症の予防法】

  • 加熱してください。
    (焼き魚で食べてください)

アニサキス幼虫は
サンマを焼くと60℃では数秒で
70℃以上では瞬時に死滅します。

  • 冷凍してください。
    (刺身で食べる時です)

―20℃で24時間以上
冷凍すると死滅します。

  • 新鮮な魚を選び、速やかに
    内臓を取り除いてください

アニサキスは焼くと60℃では数秒で
70℃以上では瞬時に 死滅しますので
サンマは焼いて食べたほうが無難なようです。

まとめ

今、サンマの不漁
ニュースがTVで流れています。

そのため、安いのが売りの
サンマが高級魚になっています。

安い頃は、1尾50円くらいで
買えましたが、最近は350円など
と途方もない値段になっています。

わたしもサンマが大好きで
良く食べていましたが高値のために
最近は、ほとんど食べていません。

早く安い時代にもどって
くれることを祈るばかりです。

サンマは焼いて食べるので
アニサキス幼虫に出会った
ことはありませんがカツオの
刺身で出会ったことがあります

カツオの刺身を買ってきて
「かみさん」が切り分けているときに
悲鳴を聞いて駆けつけたら、切り身の中に
アニサキス幼虫が2匹もうごめいていたのです。

それ以来カツオの刺身は
食べる事ができなくなりました。

皆さんもアニサキスには
十分ご注意くださいね!!