卵にサルモネラ菌が感染している確率は? 安心な食べ方は?

料理

1万個に2、3個

卵が食中毒の原因になる
サルモネラ菌に汚染されている確率です

毎日の食卓で一番
ポピュラーな食材「卵」。

日本の平均で1人当たり
一日約1個食べている計算になります。

そんなポピュラーな卵でも食中毒の
原因になることがあるのは知っていますか?

サルモネラ菌に卵が
汚染されている割合は
ごくごく少ない確率ですが
卵が原因の食中毒は実際起きています。

サルモネラ菌について
食中毒を起こさないための
卵の扱い方について、卵の知識を
増やして食中毒予防をしましょう。

目次 [隠す]

食中毒が怖い!サルモネラ菌ってゆで卵にしてもダメなの?

サルモネラ菌は
熱に弱いのが特徴です。

中心温度75度で
1分程度の加熱で死滅します。

ゆで卵(固ゆで)に
するとサルモネラ菌は
熱で死滅できているので安心です。

ただ、実はこのような例がありました。

ゆで卵を乗せた
サラダを作ります。

半熟でもない固ゆでのゆで卵を
使ったのですが、実はその後サルモ
ネラ菌の食中毒が発症してしまいます。

なぜ食中毒が発生してしまったか
というとサルモネラ菌がついていた卵を
鍋に入れ、その手をきちんと洗わずに
サラダ用の野菜を盛りつけしたそうです。

生の野菜についた
サルモネラ菌が口の中に
入ってしまったということです。

https://twitter.com/DNA_PAPA/status/1173948759346008064?s=20

卵は茹でられているのでサルモネラ菌は
死滅しましたが生卵を触った手にはサル
モネラ菌がついたままだったんですね。

知っておこう!卵をサルモネラ菌から守るには加熱をしっかりと

 中心温度75度で
1分程度の加熱が基本になります。
ゆで卵は固ゆでの方が安心です。

半熟卵を作る場合は
中心温度75度で1分に満た
ないこともあるので注意が必要です。

また、温泉卵は半ナマですがおよそ
70度で2~30分加熱しています。

時間が長いので半熟のゆで卵と違って
温泉卵の方が調理法としては安心です。

これで安心・安全!卵のサルモネラ菌をしっかり予防する方法!

加熱すること以外にも
サルモネラ菌から身を守る方法が
ありますので参考にしてみて下さい。

  • 生食は殻に傷がないものを

割れているものは
もちろんですがヒビや
ヒビのように見える跡が
あるものは生食はやめましょう。

  • 室温に置かずにすぐに冷蔵庫へ

室温に卵を置いておくと
もしサルモネラ菌が付いて
いるときはすぐ増殖していきます。
卵を買って帰宅したら、すぐに冷蔵庫へ。

  • 卵はドアポケットではなく庫内の奥へ

冷蔵庫は最初からドアポケットに
卵ケースがついていますが、ドアは
開閉時に温度が上がること、あと開閉
の衝撃でヒビが入ってしまうことも。
庫内の奥に置くようにしましょう。

  • 割置きはせずに調理直前に割る

調理する途中先に割って
室温に置いておくのは危険です。

直前に割るか割ってしまったら冷蔵庫
に入れてできるだけすぐ調理しましょう。

フレンチトーストのように卵液につけ
込む時も冷蔵庫に入れるようにしましょう。

まとめ

卵は日常でよく使いますし
私は卵かけご飯が大好きです。

食中毒の経験はなかったけど調べると正直
怖くなる気持ちが出てきてしまいました。

たまごの扱い方が大きく
間違ってはいませんでしたが卵を
冷蔵庫のドアポケットに置いていました。

そういえば、ヒビが入って
いることが多かった気がします。

あと、買ってきたあとは
卵を冷蔵庫に入れるのは後回しでした。

これはすぐに改善しないと!

たまごの扱い方を見直してサルモネラ菌
と出会わないように気をつけたいですね