おでんなどの中まで味の染みた
大根、とっても美味しいですよね。
大根は下茹でをすると
味がちゃんと染みますが
なかなか時間がかかります。
面倒に感じて下茹で
せずに、煮こんでみたら表面だけ
色がついて、中には味が染みずに
失敗してしまった事がありました。
下茹でに必要な時間、米のとぎ汁…、
もう少し簡単に
できる方法はないでしょうか?
詳しく調べてみたいと思います。
目次
大根の下茹での時短ワザ!電子レンジを使って味を染み込ませるには?
まず、大根の下茹での
基本を簡単に説明します。
- 大根を適当な厚さに
切り、皮を剥きます。 - 必要に応じて面取り
や隠し包丁を入れます。 - 鍋に大根とたっぷりの
米のとぎ汁を入れます。 - 火にかけて沸騰したら
弱火にして約20分煮ます。
https://twitter.com/LePandaIvre/status/1036153519277977601?s=20
基本の行程だと30分
くらいかかってしまいますが
電子レンジを使うことで時短できる
ので、ぜひ、試してみてください。
<電子レンジの下茹で方法>
- 大根をお好みの厚さに切り
片面に十字に隠し包丁を入れます。 - 耐熱容器に大根が重ならない
ように並べて、大根の半分くらい
まで水(米のとぎ汁)を入れます。 - ふんわりとラップをかけます。
- 500~600Wで
10分レンジをかけます。 - 大根に透明感が出て
竹串などがスッと入ればOK。
https://twitter.com/SakePremoa/status/1102335321381855232?s=20
厚さや量でレンジをかける時間が
変わるので加減してみましょう。
お米のとぎ汁がない時…大根の下茹で、水だけでもOK?味は変わる?
タイミングによって
とぎ汁が無い時があります。
水だけで下茹でしても
基本的には問題はありません。
大根……
風呂吹き、ぶり大根等大根湯がく時米の磨ぎ汁で湯がくと身痩せもしなくえぐみも無く白く上がります。 pic.twitter.com/9zmdJ0yRC7
— フミパパ (@OyIS3woEXeBaSyr) February 6, 2019
ただ、えぐみなど心配な時は
下茹でするときに生米を一緒に
入れる事で、とぎ汁の代わりになります。
入れる生米の量は
鍋の時は大さじ1~2杯程。
電子レンジの場合は
生米をひとつまみ、大根に
パラッとふりかけましょう。
驚き…大根の下ゆでに片栗粉が使える?意外なとぎ汁の代用品!
実は、米のとぎ汁の代用品
として「片栗粉」が使えるんです。
https://twitter.com/MIKYSB17/status/1131881796054818816?s=20
では、片栗粉が使える理由と
そもそもなぜ下茹でに米のとぎ汁を
入れるのか?を説明していきましょう。
大根の下茹でに米のとぎ汁
を使う効果は2つあります。
- アクを取る
米のとぎ汁の中のでんぷんが
大根のアクを取り込んでくれます。
出たアクが大根に再び
戻ってしまうのも防ぎます。
- 大根の甘味を出す
米のとぎ汁に含まれる
デンプンと大根に含まれる
ジアスターゼという成分が混ざると
大根の苦味が抜け甘くなる効果があります。
片栗粉と米のとぎ汁はでんぷん繋がり
片栗粉はデンプンで
できているため米のとぎ汁と同じで
アクを吸い取る効果と大根のジアスターゼ
と結びついて大根甘くする効果があります。
下茹でに使う片栗粉の量は
鍋に小さじ一杯程度で大丈夫です。
まとめ
私、ご飯を炊くタイミング
じゃないけどわざわざ米を
といでとぎ汁を作り出していました。
生米や片栗粉で
代用になるのを早く知りたかった!
下茹でをきちんとしていれば
長々と火にかけておくことなく
大根に味がちゃんと染みていきます。
ちなみに、火にかけている時じゃなく
火を止めてから大根には味が染みていく
ので、火から下ろしてすぐに食卓に出さ
ないで、染み込む時間を設けましょう。